レビュー一覧

1973年～1993年の短編が5本収録されたエッセイ集です。かなり古くさい画風のものもありますので、それを覚悟の上で購入した方が良いです。箸休めとして読むには良いかもです。

小学生の私を震え上がらせ、未知への扉を開いた作品です。アラベスクとは違った画風に戸惑いつつも、友達との回し読みがとても楽しかった事を思い出します。

人から聞いた怪談が多く載っていた。読者募集して来た怪談の手紙を怖くて全部読めずに捨ててしまった話はちょっとひどいなと思った。

元婚約者の家族（特に母）とストーカーと化した元婚約者が怖すぎて、読み続けるか迷いましたが、一心さんが退治してくれたのでもう大丈夫そうだと続行する事に。

山岸涼子さんのシンプルな絵が放つ安定の怖さ。手だけでも怖い、ページを開くには相当覚悟がいる。

明るくゾクッとします。それはそうと、登場する方々がビッグネームすぎてびっくりしました。ご本人を考えたらそうでしょうけども。解説も超ビッグ‥

懐かしくて懐かしくて一気に読んだ。そして変わらず怖くて最高だった！