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とても面白かったです!気が付いたら一気に読み終えていました。大きく分けたらハッピーエンドと言って間違いないのですが、そんな単純な話でもなく、全く容赦の無い終焉を迎えます。ヒロインの手紙から運命が動き出しますが、全くヒロインは活躍しない稀有なストーリーです。ヒロインを無実の罪で国外追放に処した張本人の王太子と、ヒロインが無実と知りながら陥れた王太子妃、ヒロインに嫉妬心を募らせ親友面で暗躍した伯爵令嬢、ヒロインに懸想し自らの手に堕ちてくるように願った王太子の護衛騎士。4人の『欲』が、各々の運命を破滅へと導いていく物語です。いや、周到に用意された罠に嵌められていくのですが、終盤になって漸く登場するヒーローと関係者(?)達のそれぞれの怒りっぷりの凄まじさに身震いします。ヒロインは徹頭徹尾無垢であるためにその対比も振り切れていて、欲や怒りのトリガーは間違いなくヒロインだと思うと、無垢であることもある意味罪深いと感じてしまうのは、自分が無垢ではないからでしょうか…。
面白かった。群像劇って難しいんだけど、よく書けてると思った。だからこそ惜しい!汚名は挽回ではなく返上です。意味逆だから。
シドニィ・シェルダンの『ゲームの達人』を、現代風にライトに読みやすくしたような作品でした。それぞれの目線からのストーリーが怒涛の展開で、一気に読みました。面白かったです。
リストへご案内したまま、やっと読んでの感想。「私を捨てた皆様」と「私を捨てなかった皆様」による群像劇は「追放令嬢からの手紙」で幕が上がります。そこから捨てた方の皆様によるヒロインへの歪みまくった失望、羨望、嫉妬、愛情…などなど。揃いも揃って我欲による大変身勝手な理由でヒロインを追放に追い込みます。そりゃあヒロインも復讐しちゃうよな…になるところが、追放令嬢は一切復讐は致しません!このお話でのヒロインの在り方含め、このお話の醍醐味であります。捨てた方、捨て無かった方、そしてヒロイン。皆様の人生、終幕はいよいよ審判が下されます。ここで朗報。捨てた皆様にも救われる道はきちんとありまして、全てが自分の思い通りにはいかなくとも罪を認め悔い改める事の大切さに気づいた人は救われる道はあるのです。まさに因果応報ということで!一体何人居るのやら。答えは是非読んでみて下さいませ。
皆様のレビューを読んで気になり試し読みしたら、すごく気になりちょっとお高いけど購入して読みむした。良く考えこまれてあり、なるほどー!!復讐がそうきたか!と思ったら、え?おおー!!そうきたかー!と、そうきたか!が、2回もあって面白かったです。ちょっとしたきっかけから、皆の心を揺さ振り残酷だけど、人の人生を狂わせ潰したのだから愛するヒロインの為に復讐してくれたやり方に、こんなやり方もあるんだー。と、感心してしまいました。ヒロイン最悪の結果を想像してしまい、ちょっと絶望してしまいましたが、違くて幸せになってくれて良かった。ヒーローは、それだけ愛する人を陥れた醜い連中が許せずヒロインの知らないところでこんな巧妙な復讐したんですね。消えたレッドは誰?と思った正体がわかりホッとしました。気になっていたので。1番許せないのは裏切った王太子と王太子妃かと思ったら、護衛騎士だったとは!この人だけ何故命を奪われるのかなあ?と思ったんですが、後の方でわかりました。
なかなか強烈なお話です。やはり正直に生きていかねば、と思いました。
ざまぁっぷりがスカッとしました。とても面白かったです。
ほかの方が書いていましたが、私も「ゲームの達人」をこの物語から感じました。サクサク読んでしまいました。面白かったです。
スカッとしました一番罪が重かったのは、果たしてあの人だったのか少し、悩みますが
大分変わった作品ですね。表紙でヒロインに目を奪われましたが、中身を読んだらあら不思議。想定外の運びになってました。ヒロインは特に何もしていませんが、かつてヒロインを苦しめた者達が次々と破滅していきます。そしてざまぁ劇場は見ものです。本当の悪役は貴方では?というくらい、ヒーローが狡猾で格好良かったです。勿論ハピエンなので、安心して読める作品です。
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とても面白かったです!気が付いたら一気に読み終えていました。大きく分けたらハッピーエンドと言って間違いないのですが、そんな単純な話でもなく、全く容赦の無い終焉を迎えます。ヒロインの手紙から運命が動き出しますが、全くヒロインは活躍しない稀有なストーリーです。ヒロインを無実の罪で国外追放に処した張本人の王太子と、ヒロインが無実と知りながら陥れた王太子妃、ヒロインに嫉妬心を募らせ親友面で暗躍した伯爵令嬢、ヒロインに懸想し自らの手に堕ちてくるように願った王太子の護衛騎士。4人の『欲』が、各々の運命を破滅へと導いていく物語です。いや、周到に用意された罠に嵌められていくのですが、終盤になって漸く登場するヒーローと関係者(?)達のそれぞれの怒りっぷりの凄まじさに身震いします。ヒロインは徹頭徹尾無垢であるためにその対比も振り切れていて、欲や怒りのトリガーは間違いなくヒロインだと思うと、無垢であることもある意味罪深いと感じてしまうのは、自分が無垢ではないからでしょうか…。