レビュー一覧

可もなく不可もなしというところかな？　題名が一寸気を引くところがあるが画がイマイチかも知れなくて色っぽさがついて行かない。

２作目の『罪と罰』は本当にあった事件を元にした作品ですね。私はあの裁判の被告人弁護士の最終弁論が忘れられません。御遺族にとっては腸が煮えくり反る想いをされたのではないのでしょうか。当時まだ二十一歳くらいだったと記憶していますが、被害者のご主人が亡くなられた奥様とお子さんの分も、今、幸せになられていることを祈ります。

いろんな結末があるけど、別の結末でもいいのでは？と思うお話しもあり。

スカッとする話はありません。心に何とも言えないもやが残ります。初めて読んだ作家さんですが、見せ方が上手いなぁ。