レビュー一覧

大尉(攻め)X部下の息子(受け)第一話、軍ものの上司(攻)X部下(受)で第二話、第三話はお坊っちゃま(死語？)X運転手と思いきや、運転手だった旦那(攻め)X使用人？(執事なのかな…)がメインのお話。第一話がどストライクに萌え設定だったので、何度も読み返してます(パピレスさんで購入したのではないのですが)。残念なのは他の第二話と第三話。第二話に関してはおそらく著者の好きなシチュエーションだけを画にしただけで、ストーリーはないです。第三話もどうもストーリーが中途半端で、落ちわそれかい…みたいな。それでもメインのお話がかなりイケたので、★4つです。

好きな作家さんなので購入しましたが‥‥残念ながらこの作品はよろしくないですね~！とにかくお話がすっごい中途半端でそんな終わり方？とビックリしました。もっと色んなエピソードや心情を描き込んで欲しかったな。あと男の子があまりにも幼いのでエロも痛々しく感じてしまいました。

表紙とタイトル買いです。軍人と妾なんて大好物です。...が、肝心の表題作なんですが堂島さんのむっつり具合が甘いというか、恋する中年丸出しで威厳がないっていうか。もっとシリアスなものを求めていたので、肩すかしでした。あと堂島さんに比べて受けの子の体のサイズ、おかしくないですか？　ショタっていうよりファンタジー...巨人としてるみたいな...ちょっとびっくりするくらいの体格差があります。表題作以外だと、戦場で爆弾をしょって特攻する犬の話。死ぬ前に人になって、憧れてた上官に抱かれる話なんですが、これは好きな部類でした。この話と表題作で☆３つです。ほかの話は軽いし、ご都合主義すぎて印象に残らずです。

初めての作家さんでした。個人的にはうーん…好みでおっきくわかれるかなぁ、と思います。軍人さんの方はただただ男の子がかわいそうでした。なんで好きになれたか理解できない(･･;)私は買って失敗だったと思います。ただ、好きな人は好きそう(^-^)

この作者さんの作品は初めて読みました。ちょっと話が駆け足な展開なのは残念でしたが、軍服好きとしては最高でした！表題作もいいですが、合間の短編や後半の没落貴族ものも、メインの登場人物たちがみんなセクシーで素敵。レトロな絵柄が昔の時代の世界観や耽美的な表現にぴったりなので、そういう雰囲気が好きな人にはハマりそうだなぁとおもいます！ 無骨キャラっていいですね(笑)

なぜこんなに評価が低いのかわかりません。とっても研がれた短編でした！（＾-＾）すばらしい画力とキャラクターの魅力に定評がある水上さんですが、短編集だとしらずにレンタルされてしまった読者はたしかに肩透かしだったかもしれません。本誌連載のとき「３話くらいで。評価よかったらもうすこし続くかも。」と編集さんに言われて設定や伏線になりそうなものをいろいろと散りばめているのだろうなと窺えますし（軍人・貴族の色モノジャンルはどうしても長編の枠はとってもらぇないものですし）短編のお手本のような構成とあふれる魅力にノックアウトまちがぃナシです★

表題作は少年が囲われる内容。解説とサンプルのまま。もう一作も少年が受けかと思いきや、リバ要素ありで注意。一度男を受け入れた少年が他の受けに惚れたことにより攻めになってしまい、性描写はないものの残念。最初は少年を好きだったはずの攻めもいきなり鞍替え。二人は互いに好きあっていたらしいが、展開が早過ぎてついていけない。共に登場人物の背景など作り込まれているはずなのに、結末がいまいち。惜しいです。

２カップル出てきます。サンプルでおわかりのとおり、表題作はショタだと思います。（もう一作品は違います。）この中原淳一画伯風の受けに萌えられるなら点数はあがり、だめなら下がるでしょう。私は許容範囲ですので★３つで。関係ないけれど、この大尉さんは少年と母親と両方引き取って面倒を見ればいいのではないかしら。男色家のうわさも消えるだろうし、それが名案ですね。

「男妾」「斜陽華族」どちらもとても良かったです。「男妾」のふたりは潔いですね。中途半端に周囲に取り繕うことなく、世間の批判を甘んじて受けながら関係を続けていく姿に、胸が熱くなりました。お幸せに。「斜陽華族」は登場人物みんな好きですが、特にマイヤーさんに心を奪われました。見た目クールなのに健気で、素敵です。一冊通じて、少年からがっしりした男性まで、確かな画力で描き分けられた肉体美や、様々な角度から魅せてくれる濡れ場、なんとも言えない表情など、エロティックな作品を楽しむことができて、眼福でした。ありがとうございました。

この作品は、３つのお話が入っています。１つ目と３つ目のお話はいいとして、２つ目の『名もなき君よ』という超短編のお話は地雷の人がいると思うので、あえてネタバレチェックを外してレビューします。ネタバレが嫌な人はここから先は読まないでください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは、戦地での犬の特攻のお話です。BLを読もうと思って購入したのに、何でこんなにも理不尽で悲しい話を読まされなければならないのか。ほんとに読後感が最悪です。動物好きなかたは、注意してください。