レビュー一覧

理屈っぽくて誰にも甘えられない孤独な攻めが、純粋な受けに出会って心を開いてく感じが良かったです。不器用な男を甘えさせられる懐の大きい可愛い男って良いです。

ストーリーは平和で、荒れることなく安心して読めます。登場人物がツンデレと萌え系男子…。精神的にも物理的にもこの作者さんにしては色気が少ないかな。ちょっと物足りないので★４にさせてもらいました。

木下けい子さんの作品の中では最も白けた作品です。他の方も書かれている通り、「手抜き感」が随所に見受けられ、違和感だらけのまま読了。同性愛者でもない主人公が、准教授の男性に恋愛感情を抱く過程もリアリティーが乏しく、むしろ主人公を女性にして普通の異性愛としてこの作品を描かれた方がしっくりきます。また、作中で描かれている大学教員像が滅茶苦茶です。例えば、MBAの学位がものすごいステータスになるような描き方をされていますが、MBAは大学教員にとっては殆ど価値のない学位です（実務家向けのしかも修士の学位のため）。その他にも現実離れした設定が多々あり、ネットでちょっと調べればすぐに分かりそうな基本的なところも押さえず、想像でサラッと描いてしまっている印象が全体を通して見受けられます。木下作品をずっと読んできた身としては「残念」の一言に尽きる作品です。評価としては、ストーリー★1つ、絵の綺麗さ★1つで、計★2つです。

いいんですけどね・・・。作品的には普通に面白いと思いますけどね・・・。木下さんならもう一ひねりあってもいいんじゃないでしょうか。キャラの設定が面白いなとおもって借りましたが活かされきれてないし。なんか手抜いてるって感じです。ベテラン作家のキャリアはあまり感じませんでした。新人さんでも描けそうなストーリでちょっとがっかりです。期待しすぎでしょうかね。

わりと好きなお話です。なんか、他のことにはさっぱり興味のない教授が、受けのことは実は溺愛してるのが垣間見えるところが良かったです。

レビューの評価が別れていたので迷いましたがわたしは良かったです。もともと好きそうな設定だったというのもあり、さくさく読めました。全体的にわりとほのぼのしているというか、さらっと読める印象です。先生がたまに可愛いのが良い!

木下シンパにはあまり受けが良くないのでしょうか？　本作、私は好きです。「五ヶ国語話せてMBA」は、文脈からすると本人じゃなく「アシスタント応募者」が持ってたスキルという設定で、天才准教授のアビリティはもっと上なんだと思います。って言い訳してあげたくなるくらい気に入ってるわけで、、、先生がお父さんに片想いしていると誤解した主人公は、だんだんお父さんが羨ましくなります。これって緩やかに恋愛感情が湧いているわけで、両思いになっても唐突ではないですよね、、、で、私は、この天才准教授が気に入って料理の本まで見たりした厚焼き玉子が、なぜかとても気になって、思わず四角いフライパン買って、作ってみたりしちゃいました（笑　木下先生、永遠なれ（笑

甘さ控えめですが、これはこれでニヤける。この作家さんらしい、甘さの出し方だと思う。

レビューが分かれてたのが気になりましたが、私は好きな作品です。もっと読みたいくらい ! 短編でもいいから続きが読みたいなあ。

３話までは、とっても良かった！そのまま最後まで行ってくれていれば★５です。４話以降、キス等の重要なシーンあたりで、読者置いてけぼり感がありました。急に手が早くなりすぎて、大事にされている感が少ない……もっともっとジワジワ焦らしてくれたらよかったのに……！！後半は★３くらいです。胸キュンするには、一歩二歩足りないのがすごく口惜しい。