レビュー一覧

中2から20代半ばまで連載されてました。全巻初版で持ってましたよ〜。レコードとかイラスト集もあったような…。進むにつれて画も少しづつ綺麗になるし、世界観が凄いです。とにかく輪君と紫苑がかっこいい。こんな小学生いないけど、いたら絶対惚れます。ちょっと陰がある紫苑。それを抱えたままの輪君。その2人に寄り添うありすと木蓮。はぁ、もう一度読みます。月を観ます。皆さんも是非読んで。感動するから。私の10代は彼らにどっぷりでした。

私も全巻持っている読者です。はっきりいいます、話の設定が本当に素晴らしいです。かなり前の作品なので絵がちょっと……なんて思う方も正直いらっしゃるかもしれません。でも……本当に感動する作品、読みたくありませんか？輪くんの前世に対する思いを是非感じて下さい。月、前世、記憶……この言葉が出てくると必ず思い出しますね。これは読んだ事のある人にしか分かりません、本当に人に影響を与える作品だと私は思います。

それなりのお値段なので躊躇していましたが、やはりもう一度読みたく「全巻セット」で購入しました。それこそ相当昔の作品ですが題材は古びれず絵柄は作品によくあっていると思います。深く考えられた筋立ては見事といえましょう。あの頃と今と同じ作品を読んでいても自分が年齢を重ねた分、あの頃とは少し違う感想を持ちましたがそれは深みを増したと自分で感じました。年齢がほぼ一回りも違う輪に想いを告げる亜梨子、どんな気持ちだったのか当時にはうかがい知れなかった想いの深さを感じた気がするのは思いすぎでしょうか。輪の戸惑い、亜梨子の願い、紫苑と木蓮の祈り…まさに「祈り」を作品にするとこうなるのかもしれません。

私が小中学生だった頃、話題になってたな~と思い全話購入。初めて読みましたが、これで名作？と拍子抜け。前世編が無駄に長くてダレる。紫苑がとにかく嫌な奴でムカつきっぱなし。終始グレててひねてていつ木蓮のことを好きになったのか、心理描写が足りない。なのに執着だけは半端ないですーって感じでイラッとしました。ヒロインもいつ輪のこと好きになったのか…。苦手な悪ガキ→罪悪感→可愛そうな子供…それで？って感じ。輪を異性として意識した描写がないままラストを迎え、なんかもう…がっかりしてしまいました。

自分の中にある自然に対する敬意が覚醒された、そんな気分です。暖かいものが流れます。

雑誌に掲載されてた時にリアルで読ませていただいてました。今はデジタル版で読めるなんて本当に良い時代になったものです^^永久保存版のつもりで今回全巻購入するつもりです。少女マンガの枠を超えたストーリーに込められたメッセージや世界観が2013年の今読んでも新鮮で好きです。ただ無期限７チケットだったのに今度は8チケットに・・・・正直これ以上高くして欲しくない。限られた人にしか読まれないより、値段据え置きで沢山の人にこの素晴らしい漫画の事が広まって欲しい。

凄いはまってました。輪と紫苑大好きですｖサブの弥勒もいい味だしてます。絵柄は中盤あたりが一番私は好きですね。最後につれて点描トーンを多様してますが、輪の髪も線画のが好み。終盤までどきどきしながら読んでましたが、ラストだけは微妙でした。個人的にあのラストがなければ傑作だったのにと思いますね。人それぞれですが、数年後とかは想像するだけに留めてほしい人なので。なので絵も全く変わってしまったし、次作も・・・ね。

子供の頃に読んで好きだった人と、大人になってから初めて読む人とで評価が別れるもよう。今は色んな面白い大人向けの漫画があるけど、20年以上前に描かれた作品でこの話の重さと深さは評価して欲しいところ。少女漫画なのにアニメ化したくらいの人気作品なのは確か。(今みたいにちょっと人気が出ればすぐアニメ化する時代じゃなかった)時代的にキャラや背景の絵柄は昭和感がするが、読み進めれば気にならないと思う。次世代編は、ぼく地球を子供の頃に読んだ人にお薦め。ボク月の主人公の親になった気持ちで読める。最初はほのぼのだが巻が進めばシリアスになり、ぼく地球の話が絡んで面白くなる。

懐かしいなあ。当時和田慎二や柴田昌弘という二大巨頭の連載も完結し、花とゆめじたいどうなるかなあと危ぶんでいた時期だった。同時期に薬師斉子や星野架名というなかなかヒットを飛ばした人もいたけど、結局絵のデッサン力同様一番安定した話の骨太さでこの人が残った。話の長さと経緯については人によって変わるだろうから言及はしないけど、花とゆめという雑誌を今まで持ちこたえさせた漫画家の一人なんだろうな。

時にはイライラしたり、ぎゅっと抱きしめてあげたくなったり。壮大な世界観も必見ですが、運命に翻弄され流され、そして立ち向かっていく登場人物ひとりひとりこそが一番の見所です。　出番は少ないですが、ラズロとキャーの話はとても暖かでせつなく、作品内でも屈指のシーンだと思います。