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レビュー一覧

ほぼ吸血鬼だけの世界で、人間やってます。

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  • 2023-06-12
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    普通に面白かったです。隕石によってもたらされたウィルスにより、人間が吸血鬼のような新人類に成り変わってしまった地球で絶滅危惧種としてほんの少しだけ残った従来の人間がヒロインのお話でした。吸血鬼さながらに新人類化した人間には、真血種というお腹が空いても理性を保っていられる者とお腹が空いた状態で普通の人間を見付けると理性を失くし、殺すまで吸血してしまう種がいるという設定です。物語のヒーローの祖父は科学者で人間の血を吸わなくてもお腹を満たすことのできる人工血液を開発した人です。そのお陰で完全に絶滅する前に人間が襲われることにストップはかかりますが、身を守る為に片田舎で隠れ住んでいたヒロインの両親が住んでいた辺境の場所には普及が間に合わず…。末端の吸血種にまで人工血液が行き届かないことで、彼女の両親は理性がなくなった吸血種達に政府に保護される直前で殺されてしまいました。すんでの所で保護が間に合った赤ん坊のヒロインはその後、危険の内容にロボットやAI、ドローンなどの手を借りて片田舎にたった一人で育つことになります。普通に考えたら、吸血種や後に純血種と呼ばれるようになった普通の人間のままのヒロインは吸血鬼化した人類を皆、嫌ったり恨んだりしそうですが、人間の絶滅を防ぐ為に保護されていたことで外界から遮断されて育った彼女は、非常にピュアで性格が良く世間知らずです。その為、お話の中でドロドロとした展開は全くなく、終始、和やかでした。ヒロインは可愛らしくて、真血種のヒーローや周りの吸血種にも好意を持たれます。『ざまぁ』展開や何か試練があったり山がある方が好みの人には物足りない作品だと思いますが、心臓に悪い展開が苦手だとか、精神的な意味で安心して読んでいたい人に向いている作品だと思います。