レビュー一覧

うわ〜「賢人」が可愛い！実は犬の「ワイズ」としての感情と常識だから不遜ぽくて直情型の上にちょいズレてるんだけど人型の時にお気に入りの春哉に飛びついてご主人様に「待て」と窘められる件とかかなり愛い奴です。同じく人型の時に春哉を初めて抱きしめてみて「魔法みたいだ」のキラキラ初心い少年のよーな反応にもキュンとさせられました。野生の本能で匂いだけでドカンと発情して暴走しちゃったりもしましたが理性で抑えて相手のためなら身引こうと「己の恋が実らずとも春哉に幸せを与えたい」とは、く〜ぅなんつー健気さだ。火崎さんの切な節も巧く回ってますヨ(笑)春哉は春哉で賢人を「犬に嫉妬する」くらいには愛しちゃってるのが番外編で見られてそちらもいい感じです。個人的に「マジ地雷」以外の設定に拘るのを最近緩めたので以前から気になってたファンタジーである本作を読みましたがレビューサイトで高評価なのが納得出来る「もっと早く読めば良かった」良作です。

とっても楽しく読むことができました。BLって、いっそ潔くファンタジーと割り切れる設定の方が楽しめることも少なくないですね。あまりに賢いドーベルマンに、我が家の愛犬トイプーがおばかに見えて仕方がないというおまけ付きでした。

評価が高かった為、普段は読まないファンタジーものを読みましたが、何度も泣いてしまいました。親戚たち以外みんな、いい人で、いい犬過ぎます。

犬が人になる話って、どんなもんだろうと、ドキドキしながら読みましたが、当たりでした。犬であってもひとであっても、言動はかなり不遜な攻めだけど、心の中は、受けが大好きで大好きで大事で大事で仕方がない様子で、めちゃくちゃキュンとします。ドーベルマンが恋煩いとか！なかなか、人としての振る舞いに慣れない賢人が、とてもかわいいし、犬がひとになるというトンデモ設定を無理なく読ませていただきました。小ネタですが、ワイズは、犬であるときも、飼い主を「祐天寺」と呼び捨てていたので、初めて人になった時も、飼い主を呼び捨てにしてしまうのですが、年老いた飼い主は「お前、わしのこと呼び捨てにしていたのかい」と呟きます。突っ込むところそこか！？

くすっと笑あり、涙あり！！まぁ元々、涙腺弱いんですが(笑 途中でダレもせず、最後まで読めました。ワイズ(賢人)の一人称。オレ様と言うより、健気攻めの様な。賢人の健気さが(空回りも含)が良いです。獣姦はないです。話8:エロ2位の割合ですかね。また、読み返してしまう小説です。

犬が主人公のBLってなかなかないと思います。攻（犬）視点でお話が進んで行きます。幸せなストーリーなので犬好き（特にドーベルマン）な方に読んでほしい作品。

あり得ない犬の変身ものでしたが、賢人・ワイズのワンコ振りが健気で愛しくて、思わず泣けました。春哉がもう少ししっかりしてくれると、もっと面白かったかも。

ワイズが健気で一途で可愛かったです！さすが犬です。そして孤独な不憫受けですが、心に芯があり優しくて、大好きなキャラになりました。何度も読み返している作品です！

人から犬へと変わるなんてどんなふうに進むのかなと思いましたが、良かったです。特に人同士の交流に慣れない不遜な感じや飼い主のおじいさんの見守る様子などがいいと思いました。

ドーベルマンのワイズの一人称が、本当に犬がいいそうでウケました。春哉の印象がなんだかうっすいのが残念でした。祐天寺さんとワイズのコンビがよかったです。ドーベルマンは実際目にするとかなり大きいので、知っている者からすると、「抱き上げる」とか「膝にのせる」という表現がひっかかりました。ともあれ、犬好きにはオススメです。