レビュー一覧

　自分たちの夢を実現させるため、女性とは真剣な交際をしない、マイホームパパにもならないと心に決めている四人の金持ち青年がヒーローの《誘惑された花嫁》シリーズの１作目です。　リゾート開発用地を買収することに成功したヒーローは、その矢先に事故に遭い、記憶を失ってしまいます。そこに現れたヒロインは彼が買収した土地の元の持ち主で、なんと彼の子供を身ごもっていると言います。彼女のことも、彼女と関係したこともまったく覚えていないヒーローは、記憶を取り戻すために、買収した土地のある島にヒロインと一緒に滞在することに。友人たちは、彼女がヒーローのことを騙しているのではないかと忠告しますが、彼は自分の直感に従い、彼女を信じて行動を共にするうち、記憶を失う前の自分と今の自分とのギャップを知り、戸惑いを覚えます。　生まれ育った島の自然や、近隣の住民との絆を大切にするヒロインの生き方に比べると、自分の利益ばかりを考え、他人のことなどどうでもよかった今までの人生が間違っていたように思えてきたのです。ヒーローは彼女の愛する島を守るため、リゾート開発を中止しようとしますが…。　人の心や絆を大切にすることは、本来、人間社会の中で生きていくには不可欠なもののはずなのに、世間ではそれらが軽視されがちです。（一方では、それにつけこんで、詐欺電話が横行していますが…）　お金がなくては生活していけません。でも、お金が生活のすべてである人生は空しいものです。人生において、大切なことに気がつかせてくれる人に出会えるのは幸せなことだと教えてくれる作品です。

突然のハッピーエンドで終わります。中盤からラストの展開がかなり急でした。前半がゆったりと流れていただけに、後半の内容や描写があまりにも少なくてビックリしました。うーん…正直期待外れです。

ヒーロー結局悪い人だったの！ガッカリだよ。

ヒーロー、ひとでなしですね…そんな事実だったとは、びっくりですよ。

話の始まりの展開は面白かったのですが、ヒーローが記憶を思い出してから、バタバタと話が進んでちょっと残念でした。冷血漢だったヒーローがヒロインにデレデレになってしまうのは見ものです。

ラストが駆け足で残念でした。4人のヒーローのそれぞれのストーリーが上手く関わっていて、シリーズ全て読んでしまいました。ラストまでは、かなり上手く纏められていましたが、ページ数の関係でしょうが、ラストは、急展開で残念でした。

ハーレクインの定番とも言って良い記憶喪失もの。ヒロインが健気で可愛いですがヒーローが・・・

私はとーっても楽しめました。ヒロインが、いきいきとして本当にかわいい。事の真相が分かった時、私もすごいショックうけちゃったし。。小説も読んでみようかなと思っています。最近、なんだか「絵入りあらすじ説明漫画」を読まされているような気にさせられる作家さんが多い中で、日高先生はさすが！　だと思いました。シリーズ最終編もすごいたのしみにしております。

ヒーローもヒーローだがヒロインももっと自分を大事にして欲しい。

二人が再会してもすんなりハッピーエンドとは行かずハラハラしました