レビュー一覧

実は超有能な万能メイドが放逐されて…的な有りがちな展開　ただ作画も上手ですし主人公も謙虚で誠実で可愛い　個性的な旅の仲間も引き入れて、次巻以降の展開に期待です

追放されたメイド、実は超有能な万能チートでした。今さら戻れと言われてももう遅い！って感じの内容です。自由に旅しながら行く先々で無自覚にチートを垂れ流す主人公。それによって救われ新たに仲間になるパーティメンバー。主人公を追放した伯爵家は徐々に落ちぶれていく…みたいな。もはや近年ありふれたストーリーですけどキャラは可愛いです。

とても、優秀なメイドさんと、その愉快な仲間たちが、繰り広げる冒険を描いた作品です。

主人公がいない間に、かなり可愛そうなことになってます。続きが気になります。まだ始まったばかりで、期待を込めて星4としています。

悪くないけれど、どうしても某作品と被る。キャラデザの段階でもう少し配慮するべきだと思う。

懸賞金が掛かっちゃっててるニナは大丈夫なんだろうか。濡れ衣を着せたのは誰？ハイスペックすぎるメイドさんのニナ。旅中なのにメイド服のままなのね。

優秀なメイドさんの万国放浪記。チートと意識してないチートで、出会う人を助けていきます。読後感がとってもいいです。疲れている時におすすめね。

ほんとうに濡れ衣から始まる話なんですね。これからも楽しみにまってます。

メイドに欲しいお掃除、お洗濯、お料理から鑑定、紅茶の淹れ方に至るまでメイド+雑用・執事の各種能力は絶品だが、それが当たり前でないことを当人も、前のお屋敷の主人方も理解していないという所から始まる作品で、オープニングは割とこの手のものとしてはオーソドックス。他のパーフェクト型の作品との違いの1つに、メイドはどんなお屋敷でも募集していればさっと入れるが、入りたいところに入れるかと言うと普段は「紹介状」などが無いと入れず、この「野良メイド」にはそうした紹介状は無いということ。そして、周り全員理解していないのではなく、この人が抜けるとまずいことを理解していながら、追いかけてくるでは無くそれぞれの道を行こうとすること。もちろん、基のところは没落していくが、後から取り戻そうとし、それが失敗する所まで含めてそうした点はちゃんとオーソドックスだが。周りはコントロールしようとはするが、その範囲を超えて動く点は期待通り。1つ面白いなと思うのは、あくまで「お屋敷づとめで一般的に学べる範囲では」個々の項目は抜群だが、特殊な事例でないと学べない案件はしっかり理解していないということ。何でも出来るのではなく、「出来なかった」ため、仲間の方が優れていた項目があるのである。4巻くらいまで読むと出てくる。この点はなかなか無い点であり、この面白さはこうした作品では珍しい。大体、予想外にこういうことが出来た、とかで解決しそうなことが多いジャンルな中で、これは作品の幅を広げる。だからこそ、特殊ジャンルの仲間を増やせば作品をより楽しめる形になっている。

主人公かメイドさんというちょっと珍しい作品です。楽しく読めました。