レビュー一覧

辛い十代を経た一人の女性が、初恋の人と、幸せになるまでのお話です(*^^*)肉親による虐待を経験し、実家を離れ、故郷とほのかに想いを寄せる人への気持ちも捨てて旅立つことからお話は始まります。８年後、父親の病気をキッカケに帰郷したヒロインは、自信と魅力を身に付けた大人の女性となっていました(^-^)兄代わりと呼べる男性と帰郷した直後、ヒーローと再会するのですが、最初は直ぐお話は進みませんでした(^_^;)とは言え、ヒロインには秘密があり、探ろうとするヒーローとの間で、越えるに越えられない壁が有る以上、仕方のないことでした(^_^;)時間の経過と、ヒーローとの間が進むに連れて浮かび上がるヒロインの秘密と、過去の自暴自棄の時期に起こしたハデな振る舞いの中傷と批判。それでも、つきまとう様に寄り添うヒーローの強さと優しさに、頑ななヒロインの気持ちもほぐれ始めるのですが…(^-^;話が進むに連れて明かされるヒロインの秘密と、相反する様に、ハドソン家の男性陣が笑いを注ぎます(*^^*)深刻な状況の中でもたらされる吹き出したくなる笑いを何度こらえたことでしょう(^○^)ヒロインの優しさと切なさ、強さと健気さに、守ってあげたくなるのも納得できるだけに、益々お話に夢中になっていました(^^ゞ最後には良かったって思える作品です(*^^*)

バックホーン・ブラザーズ4兄弟で登場した、皆のアイドル的存在だったケーシーの話です。バックホーン・ブラザーズの最後の４話でケーシーの今後について含みをもたせての終了だったので、わくわくしました。また４兄弟の話のなかで登場した友人のシーリーの恋愛についても付随されていてとてもよかったです。１０代の頃、奔放だったヒロインの悲しい過去。８年後、それぞれ大人になり再開を果たした２人。ケーシーが幸せになり、よかったです。

ハドソン家のシリーズ完全読破です。あのケイシーが、こんなに立派になって結婚。そう思うだけで感動しました。ページ数は、今までで最長ですが、スラスラ読めました。このシリーズはどれも愛情深くて最高でした

早い段階でヒロインの事情の色々な謎解きは出来てしまってましたがHQなので丸く収まるだろうなぁと安心して楽しく読み進めていけました。

ヒロインに全く魅力がなかった。母はアル中で暴力を振るい父は妻の言いなりで、服や文房具すら買う余裕のない家庭で育ったヒロイン。家庭環境が最悪でも真っ直ぐ生きている子は大勢いるのに、ヒロインときたら17歳で派手で挑発的な服を着ては下品な化粧をして街を歩き、多くの男の子と愛のないホットな関係を結ぶ。貧しいのに化粧品に使う金はあるという、つまりただのあばずれ。母親の犯した罪を自分のせいにされるのが恐くて現実逃避し街から逃げ出す卑怯者です。しかも助けてくれたヒーローのお金を「借りる」と言い訳して「盗んだ」ヒロイン。返せばいいってものでもないでしょう。やってることは泥棒です。床にはいつくばってでも正面からぶつかり、泥棒なんかせず生きていく気概というものがありません。ヒロインがだめだめすぎて残念でした。ヒロイン以外が皆いい人で余計にヒロインのダメさが目立ちました。

エマの若気の至りは程度の差こそあれ、誰にでもあるのではないでしょうか。その後の彼女の人生が好転したのは、本当にエマが頑張ったからです。あのままヒーローの庇護下にいたら、自尊心はダメなままだったと思います。だから、逃げて正解だったんだと。ヒーローだって、そのおかげで、ヒロインへの気持ちが分かったんですから。お互いに、必要な別れだったんだな、と思います。にしても、ヒーローのグイグイさは、ローリーの真骨頂だなー(笑)