レビュー一覧

嫉妬を覚えても、それを口に出さず堪える。互いに踏み込めない、踏み込むべきでない交友関係を他に持つことこそ大事。それが塔野の成長の一端であればなおさら、と思いつつ、篠田を飲みに誘って真相を聞き出そうとする大吾。一方その頃、塔野もある人物に嫉妬に似た感情を抱き、これまた篠田の出番となる。「他愛もない話」を聞かされる篠田に同情することしきりでした。是非。

ここまで来てやっと「初戀」なのが何とも二人にふさわしい（笑）呑兵衛の私にはお酒と肴談義も楽しいです。「辛口なのに甘い」はすっごく解ります。

まさか漫画を読んでの語る会がひらかれようとは...このメンバーでそれをやろうと言えるのも凄いwそして当日めっちゃ真面目に語られていて流石だなとw面白かったですw

このシリーズ読むといいお酒と文学の話しがいいなあと思う。今回はスピンオフの宙人と白洲のお話とだいぶリンクしてて、先に禁じられた遊びを読んでおくと時系列が繋がるようです。

漫画に関するあたりは爆笑しました。個性的な人らの人情みあふれる話の展開が私は好きです。