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もうね、山中先生これライフワークにしましょうよ!『イキガミとドナー』巻末で瀧君と柴田さんの下り、来ないかなと思っていたら来たよスピンオフ!前向きで柴田さんの過去も引っ括めて受け入れる瀧君も堪らなくイイ男ですが、ひたむきで切ないほどに愛を向ける春人君も堪らなかった。表紙絵の春人君の余りにも満ち足りた笑顔が結末をより残酷にしてしまう。文字通り胸が締め付けられる程の良作です。上下巻購入、後悔はしませんので是非。
「イキガミとドナー」スピンオフ。気づかなかったけれどもあらすじにありましたね、あの官僚・柴田と二人のイキガミ、上巻は失ってしまった春人、下巻は滝。春人編は、結末だけはわかっているし春人がめっちゃいい子のため辛いものがある…けど柴田の行動原理がわかるわけで、納得するとともにやっぱりほろっとさせられる。ただ下巻まで読んでスッキリしないところも。春人への想いと、それがある上での滝への想い。大事な点がくっきり描かれていたらよかったな。ドナーではないだけに、ちょっとモヤッと。
涙なしでは読めません。号泣してしまいました。
最高でした、でも春人のことを思うと最期の瞬間自分の腕切られたところで逃げて生きのびて柴田さんを苦しませるんじゃないかとか、あのイキガミを生かしておいたらいけないとそっちの選択したのかと思うと、あんなに好きな人を遺していくのは辛かっただろうなって涙が出そうになりました。遺された柴田さんもつらく悲しかったり後悔があったり。。滝くんいてくれてよかった。滝くんがしつこい男でよかった。送り火の話を読んですべて読みおえてからのがじわーーーーっときます。すっごくよかったです。春人を思うとつらいけど柴田さんにはしあわせになってほしいですね。さすがこの作者さんですね。
3.5?かなあ…申し訳ないですが。下巻は4だけど、上巻は駆け足過ぎて3という感じでした。春人編はもう少しじっくりと描いて欲しかったような気がします。そこがしっかりしていないと柴田さんの葛藤とか苦悩がちょっと薄れちゃう。柴田さんは、春人が政府に殺された、だからイキガミの情報をリークすればその怒りが少しでもおさまると思っていた。「でも怒りは自分に向かった」と。それは悲嘆プロセスには往々にしてあることで、そこの描写は何かよくわかる。下巻の「送り火」は、読み始めは「え〜都合良くない?」と思いましたけど、たとえ一緒に過ごした数日間を(残された人が)覚えていられなくても、大切な人にはお盆のときに帰って来て欲しいし、本当に帰って来たんだというサインを受け取れたらとてもうれしい。逆に大切な人を残していかなければならなかった人も同じ思いで亡くなったんだと思い直しました。
前作を読んで春人くんがどうなるか知っていたので、買ったもののなかなか読み始めることができませんでした。滝くんもいい子で大好きですが、柴田さんと春人くんで幸せになって欲しかったなって思っちゃいます。辛いけど、柴田さんが救われて良かったな。
スピンオフという事ですが、どっちも本編と言えるくらいこちらも読み応えあるし深いストーリーでした!柴田さんがいたからこそ本編のあの2人のストーリーがあったのかぁなるほど!と謎が解けましたし、こちらの恋愛模様も感動的でした。4冊セットで読むのがおすすめですね。
泣いた。作者様の、今まで読んだ作品にはすべて泣かされたけど、今回も泣かされました。ストーリー重視作品だと思います。終始切ない。みんな幸せになって。
スピンオフ、イキガミと柴田。切なくて辛いです。エピローグの3人もただただ苦しい。10年間止まったままだった柴田を動かした滝がとてもかっこよかった。でも春人が一番なんだろうな。それを理解して側にいる滝は男前だと思う。鬼道×吉野の番外編は癒しでした。
切なさがえげつなさそうなタイトルや設定、死にネタがありそうで(めちゃ苦手)あまりに怖くてずーっと手を出せなかった作品。こちらの上下巻はかなりせつなかったけど、でも山中ヒコさんってどの作品も、どうにもならない切なさを抱えながら幸せになろうとする人間を描いてますよね。久しぶりにBLで泣きましたが、あたたかい涙でもありました。とても素敵な話でした。
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もうね、山中先生これライフワークにしましょうよ!『イキガミとドナー』巻末で瀧君と柴田さんの下り、来ないかなと思っていたら来たよスピンオフ!前向きで柴田さんの過去も引っ括めて受け入れる瀧君も堪らなくイイ男ですが、ひたむきで切ないほどに愛を向ける春人君も堪らなかった。表紙絵の春人君の余りにも満ち足りた笑顔が結末をより残酷にしてしまう。文字通り胸が締め付けられる程の良作です。上下巻購入、後悔はしませんので是非。