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主人公は記憶の一族。死の一族が命を奪った人間(死期が近づいた人だけに見える)のことを記憶し、歌う一族。記憶の仕方はそれぞれだけど、人間に関わってはいけない、という掟がある。死の一族は、それぞれ固有の力を持っていて、その力で自分たちの姿が見える人に、死を与える(見えない人に死を与えてはいけない)。姉と二人暮らしの主人公ララは、素直で優しい女の子。まだ歌い手にはなっていない、いわば半人前のララだけど、記憶の仕事は一生懸命にこなしている。姉は記憶の一族の中でも有名な歌い手で、死の一族からも一目置かれる存在。記憶の一族と死の一族をワンセットで「死神」という認識のよう。記憶の一族は、ひたすら記憶を蓄積していく一族。大切な記憶を盗まれて、今にも肉体が消えてしまいそうな姉を助けようとするララが健気です。また、人間と関わってはいけない、という掟を守りつつ、人間の生活そのものに興味津々なララのかわいらしい葛藤も、いじらしい。雪うさぎに盗まれたアリデラの記憶を、ララは無事にとりもどせるのか…、続きが待ち遠しいです(2巻まで読みました)死神といっても、ララもアリデラも、またララに関りのある死の一族も、みんなとても個性的で、人間くさい感情をたくさん持っていて、どの登場人物も魅力的です。ジブリ感のあるララたちの服装や生活スタイルなどからは、時代は近世?と思いきや、人間社会は普通に現代で、そのあたりからもララたちの超越性(人間から見えない、いってみれば妖精みたいな?)が分かりやすく描かれているのかな、と思ったりしています。人間、ではないものの、人間くさい感情を持ったララを取り巻く登場人物たちの、さまざまな感情の行きつく先も気になります。
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主人公は記憶の一族。死の一族が命を奪った人間(死期が近づいた人だけに見える)のことを記憶し、歌う一族。記憶の仕方はそれぞれだけど、人間に関わってはいけない、という掟がある。死の一族は、それぞれ固有の力を持っていて、その力で自分たちの姿が見える人に、死を与える(見えない人に死を与えてはいけない)。姉と二人暮らしの主人公ララは、素直で優しい女の子。まだ歌い手にはなっていない、いわば半人前のララだけど、記憶の仕事は一生懸命にこなしている。姉は記憶の一族の中でも有名な歌い手で、死の一族からも一目置かれる存在。記憶の一族と死の一族をワンセットで「死神」という認識のよう。記憶の一族は、ひたすら記憶を蓄積していく一族。大切な記憶を盗まれて、今にも肉体が消えてしまいそうな姉を助けようとするララが健気です。また、人間と関わってはいけない、という掟を守りつつ、人間の生活そのものに興味津々なララのかわいらしい葛藤も、いじらしい。雪うさぎに盗まれたアリデラの記憶を、ララは無事にとりもどせるのか…、続きが待ち遠しいです(2巻まで読みました)死神といっても、ララもアリデラも、またララに関りのある死の一族も、みんなとても個性的で、人間くさい感情をたくさん持っていて、どの登場人物も魅力的です。ジブリ感のあるララたちの服装や生活スタイルなどからは、時代は近世?と思いきや、人間社会は普通に現代で、そのあたりからもララたちの超越性(人間から見えない、いってみれば妖精みたいな?)が分かりやすく描かれているのかな、と思ったりしています。人間、ではないものの、人間くさい感情を持ったララを取り巻く登場人物たちの、さまざまな感情の行きつく先も気になります。