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レビュー一覧

デザートにはストロベリィ コーダシリーズ(3)

5点 4.5 4件
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    謎めいた自由人・コールが恋に落ちる、3作目。コールの恋の相手は、さぞかし美男で頭脳明晰・・・?と思いきや、お相手は真面目で猛烈なサラリーマンのジョナサン。自由人コールの魅力にもなかなか気づかず、ジョナサンは出張ばっかりいっちゃうし・・・コールはどうするの? 途中まではヤキモキしましたが、コールに胃袋をつかまれて、ジョナサンは知らず知らずのうちに好きになっていた。真剣に好きだと認められない2人の会話が作者さんならではのウィットに富んだジョークで進むのが面白くて、ニヤニヤしちゃいます。作中のところどころで、1作目のジャレドとコールは、恋バナの進捗状況をメールでやりとりしてます。メールにはコールの本音がダダ漏れで、コールの純情が切ない。個人的に「レシピカード」に泣かされました。(読んでのお楽しみ)コールの本音といえば、ラストの1行にびっくり。衝撃でした。コールの本当の気持ちがそこにありました。予想外すぎて・・・コーダシリーズの第四弾はその続きかな?

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    シリーズ前作に似た展開で、ジョナサンを翻弄し本気にさせた途端、コールが後ずさり。理由を掴めず焦ったり悲観したりするけれど、ジョナサンも無理に聞き出そうとはしない。好きな気持ちと譲れない気持ち、自分の中の偏見と羞恥心の正体など、ジョナサンの煩悶がしみじみと伝わってきます。ジョナサンと父親との関係、コールと家族との関係が実に対照的で、豊かさの意味も考えさせられました。「ロング・ゲイン」のリジーを思わせる隣人のジュリアが、しっかりとジョナサンの背中を押すのも爽快です。それにしても、挿し絵が悲しいほどにコールにもジョナサンにも似つかない(大人の2人なのに、高校生にしか見えない)のが本当に残念でなりません。それでも是非。

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    題名に、コーダシリーズ(3)まで入ってしまっていますが、シリーズの3作目なだけで、1作目2作目の登場人物は回想や手紙の相手として出てきますが、単独の話です。派手なコールと日本のサラリーマン的なジョナサン、最初はアメリカ小説でよくある皮肉ったジョークも噛み合わず、お互いがイライラだったのが、気持かみ合っていき、ジョークが少しずつ噛み合い、気持ちが近づいているのが分かって、わくわくしました。今回のコールも前作のアンジェロに近く、自分から行くタイプのようで、本気の恋愛に臆病というところが似ているのに、違うパターンの恋愛というのも、立て続けに読んだ読者としては、面白かったです。

  • 2024-05-20
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    コーダシリーズ、先に出ていた2冊…他にあるのか知らないけど…が、とても面白かったので、続編があるなんて!と、いそいそと購入。最後まで読むと、やっぱり面白かったなとなるのですが、今回は3分の2くらいまではメイン2人のやり取りについていけず。欧米ではこんな感じのやり取りが普通?なのか文化的な違いなのか、もしくはメイン2人の個性なのかわからないのですが、読み進めることが楽しくなくて…細やかに心の機微が書かれてはあるんですけど。何度も閉じては、また読み始めてを繰り返し時間がかかりました…お安くはない本でしたし、なによりコーダシリーズなので。性格が悪い人が出てくる訳でもなくて…攻め側のお父さんも価値観の違いを理解しようとされてますし。まあ、続き?が同じシリーズで出たら、私はやっぱり購入するんだろうとは思いますが。