レビュー一覧

ついにアランが復活！感無量です。学生の時に名作との噂の高いポーの一族を読んで切ない終わりも含めて感動しましたが…賛否両論あるとは思いますがアラン派としては物語の復活もアランの復活も嬉しいです。最後のオマケのお話のアラン可愛いです。

なんて壮大な・・・・早く次ぎが読みたいです。萩尾先生。がんばって。愛してる。

遂に明かされるキングの過去！本シリーズ中、１番知りたかった内容です。バンパネラの成り立ちとか生息条件とか、何故銀に弱いのか？などなど。ふと思ったんですが、血の壺？とやらをガッツリ銀で溶接して固めてしまうとどうなるんだろう…？

んま、これは、心がすっかり少女の頃に戻ってしまいまして、何でしょうか、浮遊感と多交感で大変です。しかしキング・ポーって意外と楽しいおしゃべりなお爺ちゃんだったのね。

約50年前に夢中で読んでいたエドガーの物語の続きが読めることに、感動と感謝しかありません。彼らがどこから来てどこへ行くのか。細かいエピソードがつながり、やがて大きな物語へと展開していく、萩尾先生ならではのストーリーが本当に楽しみです。個人的には小鳥の巣がとても好きでしたので、テオだけでなくキリアンのその後も知りたいです。

ポーの一族の謎が次々明らかになっていく…と思ったら。 始祖と思われた大老ポーでさえ知らないことが！紀元前二千年の古代から、時を経てきた者たち、規律を作り、糧食を蓄え、空間を抜けるすべを持ち、時間すら超越してきてもまだ、愛や欲や情にとらわれる姿が描かれている。おとぎ話がどんどん現代に迫ってきて、超自然的な登場人物たちは携帯もZOOMも使いこないしている。不思議と違和感がない。でも古代の未知の神によって炭の塊みたいになったアランが蘇る。 これは本当に以前のアランなのだろうか。そして1000年もポーの村の地下で眠らされてバラの養分になっていたフォンティーンを生き返らせルことを許した大老ポー、自分が守ってきたすべてを覆すのか…。続きが気になります。 個人的に現代の器機をポーの一族のために使いこなすアーサーが素敵だと思います。バラのオイルをワインセラーに貯蔵したりとか。

アランが火事にあってからエドガーがどれだけ孤独であったか、っと思うと言葉になりません。私の人生は求めたものを諦める繰り返しでしたが、エドガーは本当に一途にアランの復活を求め続けていたんですね。モー様本当にありがとうございます！

オリジナルのひっそりと人間に混じって暮らす詩的で哀愁漂うポーはいずこへ…魔法がいっぱいのドタバタ喜劇っぽくて続編というよりキャラクターを使った別作品のよう

アランがとうとう復活！アラン・トワイライト派の私にとっては待ち望んでいた展開です。良い方向に進めばいいなー。

購入して良かったです。アランの復活、キング・ポーや老ハンナの過去、バリーの兄フォンティーヌとの関わりが明らかになりましたが、これからの話も楽しみです！