レビュー一覧

皆川編です。実は淡々と物語を読むように書かれている部分もありました。段々と自分の気持ちに気がついて盛り上がっていく感じがよかったです。ほんわかします

奈都編より先に購入しました。クールな皆川さんが、迷子に囚われていくのが、キューンです。何度も読みたくなります。

クールなつもりの皆川さんが、じぶんをコントロールできなくなるところがかわいい～です。

ナツ目線の話を見ていたので、この程度のエピソードなら読まなくてもよかったかもしれない。

皆川編　楽しく読めました　こんな冷静な人が愛する人は平凡な人

原作の作家、白石さよ先生が好きで辿り着いた作品ですが、女性目線版を読み始めて、一気に皆川さん版を読み切ってしまいました。止められない魅力があります。本編同様の長さになる程の番外編が生まれるのも、納得です。まだ余韻が、、、。また読み返すことになりそうです。

男性目線ということで奈都が登場しない場面は楽しめたけど、二人が揃う場面はどうしても焼き直し感があって残念。仕方ないんだけど…。

物語は同じですが皆川さんの視点から書かれているので「そうだったのか！」という発見があります。元の作品が好きだったので、物語が補完できて楽しめました。

彼女目線の方と、こちらの皆川編の両方を読んで、ストーリーが完成する感じですね。正直、彼女は真面目で頑張り屋で良い子だけど、女性としての自己評価が低く、とにかくよく泣くのがちょっと苦手でした。皆川さんは、頭と顔は良いけど屁理屈屋でねちっこく、執念深そうなのが引きました。ごめんなさい、キャラ設定が私には合いませんでした。

皆川さんの目線から話でまた違った印象で読めます。おもしろいです。