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　一巻を読んだ段階の感想です。　いわゆる後宮やハーレムを題材にした作品は多いですが、お妃やそれに仕える女官などの女性の立場から描かれたものが多いのではないでしょうか。すなわち、後宮におさめられる立場から描かれたもの。この作品は、そこに唯一君臨するはずの「皇帝」、ひいては男性の立場から描かれているのが画期的だと思いました。それでも「ひょんなことから」その立場になるというパターンに変わりはなく、それゆえに男性にとっての後宮とは……？という問いが笑いの下に隠されていると感じました。と言っても基本的には明るい話であり、「エロチックでおバカ」とPR文にもある通り、エッチな場面がまるでスポ魂マンガか、格闘漫画のようなノリで楽しいです。そして「気」を巡る設定がかなりファンタジーというか、魔術色が強い……くらいは言ってもいいでしょうか。出てくる美女たちも、それぞれかわいらしく民族色が豊かなので、民族衣装マニアな方にもおすすめです。かわいい男の子も出てきます。結構全方位狙っている作品だという気がしました。主人公のアルはさりげなくバイだったりします。一見ひょうひょうとしているように見えて、障害と紙一重の異能ゆえかみずからの存在意義に悩んでいる彼の出生の秘密など、先は長そうなので、続いてほしいです。　

アルは皇帝となった。それは血筋ゆえ…架空の後宮物語だが、それ故に物語は自由ともいえる。謎も大きく残しており今後の世界観と相まって期待を持って第1巻を拝読した。日本も過去には多く歴史を持つ後宮。それは秘所の魅力でもある。アルが気功術を持って挑 めるのか？今後の展開にも目が離せない。世界の半分は現代も女性達のものである…限定された縮図の歴史の架空物語。

メインストーリーは安心感すら感じる王道クラシックなエロコメ。歴史漫画が面白かった作者さんなのでそこと融合してくれると今後すごく嬉しい。が、とりあえず今言えるのは民族衣装エロは最高。×んこが戻るのかもすごく気になる。

攻めた設定なのに清々しくそんなにエロくはないです。女の子が全体的にとても可愛い。まだ1巻なので説明部分が多かったけど、綺麗にまとまってて読みやすかったです。今後とも続いて欲しい作品でした。

刺激が強すぎた。気を読む能力を医術に使う方向に行かないところが解せないが、だからこそ成立するストーリー。

皇帝のヘラヘラしてつかみどころのないキャラが面白かったです。

この技があれば無敵な気がしますが、全ての人としようとするのはどうかなと思います。

絵は丁寧だけど、それだけ。俗な内容に終始していて内容が乏しい。

フス戦争に題材を取った乙女戦争の作者であるが、乙女戦争と同じようなレベルを期待すると肩透かしを食わされる。オスマン・トルコ帝国と中華帝国を混在させたような架空の帝国の物語で、気楽なエロコメ的コミックである。風俗や慣習はトルコや中国の史実をそのまま採用しているが、もっとお気楽なものになっている。

トルコのハレムと中国の後宮を合わせたような設定で、しっかりと作り込まれた架空歴史ものです。歴史ものに実力のある作者さんならではのアレンジが効いている。各種民族衣装も美しい。性がテーマですが淫靡さが全く無く、カラッと明るいエロティックな感じが清々しい。これでもかとどんどん登場する個性的な女性キャラが楽しみ。