レビュー一覧

どれも母と子供（特に娘）を主人公にしたホラー漫画。下の子にママを取られて上の子が嫉妬したり、しつけが行き過ぎたり、おばけの仕業だったりっていう、予想可能な筋が多いです。でもまとまってて読みやすいし絵も整っててクセがない（犬木様や御茶漬海苔みたいなわざとらしいパターンがない）ので読みやすいという点はいいと思います。一番最後の話は、これも意外性のない話ではあるんですけど、真面目に考えると女としては怖いよねーと思ったのでその分星一個追加しました。

ちょっと下手寄りの絵なのに血や内臓が妙にしつこく描かれているので、グロテスクなホラーでした…体調が悪い時にはあんまり読みたくないです

色々と怖かったです。表紙で損してますね。母親の優しさと狂気。子供の無邪気さと残酷さ。母親の気持ちも子供の気持ちもわかる気がします。絵がキレイで読みやすく小さな子供達が可愛く描かれている分、子供達が不幸になるのが悲しくて怖かったです。

１３編のショートストーリーで構成。数か月前に借りたのですが、今中身のタイトルを見返してもどんな話かパｯと出てきません。読んだ時は「そうくるかー」と思ったものの、意外とインパクトは小さかったか。絵が地味目だからか。もしくは私の脳内老化か(有力候補)表題作のおかあさんのシチューはちょっとしんみりでした。絵も怖くはないので、寝る前にサクッと読むのにいいかもしれません。

うーん、、ちょっと短編ばかりでした。最後の話だけ何だかスッキリしました。

親というものはいい一面ばかりではないことを思い出しました。庇護という名の支配に転じることもある。そもそも、薬も毒も紙一重。

本当に怖いです。血が繋がっているからこそ、特に母親と娘は怖さ抜群。

可愛いらしい絵に反してグロい、残酷、救いがない話が多く人を選ぶ漫画です。現在では主にレディコミにて活躍されておりますが絵のタッチはこの頃と変わっていません。話のいくつかには風刺が含まれたものも多いです。あと妙に「あべ」「太郎」という名前がでてきます(笑)

グロテスクで非現実的な話だらけですが「つばめ」の話は良かったです。父からの虐待を理由に両親が離婚。愛情深い母に育てられているヒロインが隣の子が両親から受けている虐待に対して「鳥ですら自分の子を大事に思うのに」と胸を痛める。母がツバメのお墓を作ってあげようって言う場面が好きです。

短編なので仕方ないかも知れませんが、強引な展開が多かったです。かなりグロい描写もあり、２つの話しを読んだ後、しばらくお肉が食べられなくなりました。苦手な人にはおすすめできないです。