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3～3.5。雰囲気が好きで買うんですが、話がぼんやりしてしまっていまいちというところ。そもそも大家のキャラクター自体世間知らずでズレていてやりすぎに近いくらいだから、瓶底眼鏡までは要らないかなぁ。コメディともちょっと違う印象なので中途半端な感じです。終盤の入居者カップルの話も言いたいことはわかるけど、そこでちょこっと差し挟むような話ではない気がして、さらに話がぶれちゃったなと。

ちょっと期待しすぎました。途中で良い感じのネタは散りばめられているけれど、あまり活かしきれていないような…。ストーリーも面白くない訳ではないですが、そもそも攻めが受けを好きになった理由もそれだけ？と思ってしまいました。印象としては、刺さる人には刺さるんだろうなあ、という感じです。

某先生のわ○ば荘が脳裏を掠めましたが、比べてしまうと人間模様が浅めで登場人物も描ききれてない印象でした。それぞれのキャラクターにバックボーンがあるのはよく分かるのですがそちらにも気を取られ、主役ふたりの恋がよく分からなかったです。いつの間にそんな深く好きになったの？と。浸りきれませんでした。

登場人物みんな素敵だしみくるちゃんは可愛いし青葉はかっこいいしセルフやエピソードの一つ一つに感動できる。シリーズ化してほしい作品。

大家のみくるちゃん可愛い。可愛いですが、攻めが好きになるのが早すぎてびっくり。可愛いから一目惚れも仕方ないのか…？メイン2人以外のキャラが結構目立ちます。メイン2人のエッチはなし。絵はとても綺麗で読みやすいです。

帯にはラスティックとあるけどプラスティックかなぁ。単話版の瓶底ドーンな表紙に、新境地への淡い期待を抱いてまとまり待ちしてましたが、結構序盤から躓いてしまい…。名前とアパート設定から一瞬よぎった伝説の荘もすぐに彼方へ。オマージュかはさて置き、瓶底眼鏡にあまり意味がなかったのが残念でした。ラブコメではなく人情系の深煎りなお話なのに… “ローファット”みくる(milk)増し増しで味気ない(plastic)仕上がりに。みくるの視力が境遇や物の見方に関連してたらまた違ったのかな。店子は賑やかしにとどめ、眼鏡でなくキャラの底を厚くCPの心情に注力した方が本題のrusticも映えたんじゃなかろうか。

はじめての作者さんでしたが、どこか引き込まれる様な絵と、ストーリーがとてもマッチしていてあっという間に完読してしまいました。最近は一周回って、激しめのものより情緒があったり、穏やかな一冊を探している私にぴったりの作品でした。「泣き虫」と言いつつ、それを誰にでも見せられる訳では無い受けの心が、攻めとの関係の中で少しずつ変化していく… 。自分の弱いところを見せられる存在っていいな、それだけで無敵だな、そう思わせてくれる素敵な作品でした。

絵がきれいで空気感がいいですね。ただ受けのキャラが思ってた以上に変わり者すぎて、攻めが顔見ただけでぞっこんになってるのが、ちょっと私にはついていけなかったかな笑。

女子味の強い受けとか泣きすぎってのが苦手ではあるんですが「一途な犬…」以来でずいぶんと雰囲気の違う作品だったしちょっと読んでみたくて纏まるまで待ちました。思ったよりあっさりくっついちゃうしで深みにも欠けちゃっててエロも無し。祖父母に育てられたから？大人なんだか子供なんだか分からない割には変に大胆な…環境のせいかなぁ？と思いながら読んでたらあっという間に終わった。正直、レンタルで十分だったと思う。

くるみちゃんの成長物語って感じですね。初々しいお話でした。