レビュー一覧

高等遊民に独身貴族、親戚に1人くらいいる、何をしているかわからない叔父さん。そういう何とも浮世離れした登場人物を軸に、少し不思議なストーリーと、様々な人々の哀感やユーモアをさらりと重ねていく坂田作品。今回の主人公は幼い頃に人の二面性を垣間見てしまった「一応探偵」。そこに探偵の親から派遣されたという会計士がやってきて……手練れというか名手というか、お気に入りのお茶といっしょに夜ふかしするのにぴったりです。

話はいいけど絵は微妙。しばらく読み進めたら慣れるかなって思ったけど、シンプルというよりデッサン含めて手抜きって感じで。

坂田靖子さん、大好きです。一応探偵局は生きることを肯定してくれる優しいお話しです。

ハチャメチャなストーリー展開ですが、それがとてもあっていて、面白かったです。

絵が独特の雰囲気で最初は違和感ありましたが、読んでいるうちに引き込まれていきました。テンポが良くて面白いです。凄く人の心の核心をついていてクセになる漫画です。

坂田先生のファンであれば間違いないかと。ファンタジーやミステリ系ではなく、日常のちょっとしたお話です。

けっこうはちゃめちゃな設定だけどストーリーはしっかり纏まっていて面白い！おすすめ！