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分類は社会人になっていますが(主人公がバーのオーナーなので社会人であってるのでしょうが)、ストーリー的には極道・刑事、裏稼業的な要素が入ってます。全体の印象としては、英田さんが書く小説をライトに1冊にまとめた感じ…かな(英田さんの小説をここ最近一気に読んだのでこのような表現ですみません)。2時間ドラマとかにしても面白そうな感じです。シナリオも読ませるし、キャラもたってる、エロも結構しっかり(でも必要以上にはないちょうどいい感じ)で、よかったと思います。ただ、グーッと掘り下げていくのではなく、波に乗った展開で進めていくので、一冊ですべて解決し、これはこれで満足ですが、特にこの人たちの続きが読みたいとは思いませんでした(そんなところが2時間ドラマな感じ)。でも、一冊で完結する話だとわかって読んでいたら、どれも無駄がなく、楽しませてくれる一冊だと思います。
個人的には最近で一番のヒットでした。紹介文を読むと、謎の男に受が翻弄される話のように受け取れますが、受攻両方の視点が入れ替わる構成になっていて、お互いに相手の事を疑いながらも、惹かれ合っていく心理描写が鮮やかです。受攻双方が秘密を持っていて、話が展開するごとに謎が一つずつ明らかになっていくのが面白い。ラストのどんでん返しに至るまで、見事としか言いようのない完璧な脚本でした。小説としての完成度、BLとしての萌え度ともに高い腐女子垂涎の一作と思います。
好評価につられましたが、私的には残念な作品でした。設定等はなかなか面白いのに、攻視点と受視点が交互に切り替わるストーリー展開では、手の内すべてが読者に筒抜けでがっかりです。「あいつが怪しい」とか「こいつは敵なのか味方なのか」とか、もっと読者に推理させる展開が欲しかったな、と思います。久世のことも、作者にとってはプチドッキリのつもりだったんだと思いますが、久世自体がそんなに話に絡んできてない(ただのバーの客というだけ)ので、イマイチ驚きもなく終わり、久世の存在って当て馬でもなかったとすれば続編書くためだけのキャラなのかな、と穿った見方をしてしまいました。所詮BLだから攻と受がくっつきゃそれでいいんでしょ、と言われればそれまでですが、私は小説として読みごたえのある作品を読みたいので、この作品は期待はずれでした。ただ、設定だけは面白いと思いましたので☆2で。
硬派な話でしたが、文章も安定しており、楽しめました。攻が、とてもワイルドでした。たしかに、、。
あーそういう事だったのね!え!それも!?と色々判明する度に驚かされました。攻めも魅力的だし謎の方もディープ過ぎず展開もテンポ良くワクワクしながら一気に読みました。続編は久世さんの方なんですね。早速購入しました!
良かったです。攻めの仕事で刺激いっぱいですが、受けも巻き込まれやすい環境と見た目で今後も苦労しそう。
初めての作家さんで、もっと軽いノリかと思ったので、意外に硬派な設定があって、ストーリーもそう来るかみたいなこともあったりなんかして、良い意味で期待を裏切られました。レビューでも英田さんにふれてる方がいましたが、英田さん好きな方とかなら試してみて良いのではないかと思います。面白かったです。
高評価につられてレンタルしました。…が、読み進める内に以前別サイトで購入済だと気付きガックリ。話は全体的にまとまっていますし、文章も読みやすいし、キャラも悪くないと思います。けれど私的には印象に残っていなかったので、☆ひとつマイナスとさせていただきました。
バーのオーナーでヤクザと関わり代議士の愛人だったことのあるゲイの受けは、今度こそ落ち着いた恋愛をしたいと思いながら、仕事関係のパーティーで2度も偶然に出会った傲岸不遜なホモ嫌いの男に抱かれてしまう。結構好きな設定ですし、畳み掛けるようにストーリーが進むので一気に読めます。が、あまりハラハラドキドキや切なくならないのは、受けだけではなく攻め目線の記述もあり裏が読めてしまうというか、、、騙されて襲われても助けにくるのがわかってるからね。マイナス1。
面白かったです!ほんと2時間サスペンスでテンポも良し。攻め受け共に落ちついていて好みです。攻めが渋い!
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分類は社会人になっていますが(主人公がバーのオーナーなので社会人であってるのでしょうが)、ストーリー的には極道・刑事、裏稼業的な要素が入ってます。全体の印象としては、英田さんが書く小説をライトに1冊にまとめた感じ…かな(英田さんの小説をここ最近一気に読んだのでこのような表現ですみません)。2時間ドラマとかにしても面白そうな感じです。シナリオも読ませるし、キャラもたってる、エロも結構しっかり(でも必要以上にはないちょうどいい感じ)で、よかったと思います。ただ、グーッと掘り下げていくのではなく、波に乗った展開で進めていくので、一冊ですべて解決し、これはこれで満足ですが、特にこの人たちの続きが読みたいとは思いませんでした(そんなところが2時間ドラマな感じ)。でも、一冊で完結する話だとわかって読んでいたら、どれも無駄がなく、楽しませてくれる一冊だと思います。