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邦題が少し違うような気がしましたが、シンデレラストーリーでした。母親の離婚した相手がある国の王様で、実は王女であることを突然、告げられ、おまけに結婚相手まで決められていたヒロインですが、婚約者の秘書のサポートで運命を受け入れ、王女としての勉強に励みます。すぐに分かることですが、この秘書が実は婚約者だったのです。最初は契約結婚と割り切っていたヒーローでしたが、ヒロインに身近で接していくうちに、彼女の純粋さや一生懸命さに惹かれていきます。秘書が実は婚約者だったとわかり、彼が亡くなった恋人を今も忘れられずにいると知ったヒロインは、身を引こうとしますが、彼女を愛していることにようやく気づいたヒーローは彼女に正式に結婚を申し込みます。ヒーローは包容力があり、冷静沈着でとても頼もしかったし、ヒロインも美しく、性格も申し分ない女性でした。

ヒーローが超ステキ！！！最後はホッとして泣けそうになりました。

最後はやっぱりハッピーエンドでよかったけど…。元カノのお兄さん、妹が自殺なら恨むのもわかるけど、飲酒運転の車と衝突しての事故死ならヒーローを恨むのは、おかしくない？悲しみを何処にぶつけていいのかわからないっていうことなんだろうけどね～。

ヒロインの、途中から覚悟を持った表情が、美しいかった。ヒーローよりも、ヒロインが素敵。

23歳になったら娘に王女だと伝えることを約束に離婚したヒロイン両親。23歳になったヒロインに王女である事、勝手に本屋は退職させられておりこれから王女教育を行う事、結婚相手が決められている事を伝えられます。人生の転機が激しいですね。結婚は王族の義務と言いながらヒロイン両親はずいぶん自由だったのに。結婚相手の秘書セバスチャンはヒロインが王女になるための教育をサポートすることになります。セバスチャンから「運命を受け入れる強さを持たなくてはなりません」と伝えられ、ヒロインはこれ以上の犠牲者を出したくない「王女として強くなりたい！」と考えます。ヒロインは厳しい中にも優しさのあるセバスチャンに惹かれます。セバスチャンもまた真面目で可愛らしく、心優しいヒロインに癒され惹かれていきます。この秘書が実は・・・。ヒーローの過去を知り、傷つくヒロインが誘拐されます。ヒロインが狙われた理由が切ないです。ヒロインから告白されたヒーロー。失ってから気づく思い。最後のヒーローの告白が素敵です。

身分を偽りヒロインに近づくヒーロー。ダメダメです。身を引くヒロイン健気です。失って初めて愛に気が付くヒーローは、おマヌケさんですね。

え、ヒーローの正体はそうだったの！？と素直に思いました。先を想像せずに読むと面白いと思います。ヒーローはお兄さんの２つ下には見えなかったから騙されましたね。

麻生歩先生の画く主人公達が大好きです！今回もストーリーより主人公たちに魅入ってしまいました。

ママが死んじゃって、その上、王女になれなんて言われたら不安でついつい誰かに頼ってしまうよね。それを狙ってたんでしょヒーロー。

皇太子その人だったのには驚いた。本業どうしてたんだろう？！ヒロインが苦しくなったとき、いつも助けてくれるところがすてきだった。