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1話完結でサクッと読めました。面白かったです！ページ数が限られているので、読了後どうしても「あれ、ここは何だったんだろう？」「あれはどうだったんだろう？」という小さな疑問点は残るのですがそこは何とか想像して楽しみたいと思います笑。作中の天使はもはや悪魔だったわけですが、本来の天使って結局そういう部分…時に神や自分たちにとっての“善”を人間側に押し付ける的な…ものであるともいえると思っているので、彼は間違いなく「天使」だったんだろうと思いました笑。自分の元々の気持ちや育んできた関係性を大事に、シナリオという名の運命に抗うのがこういった悪役令嬢モノの醍醐味のひとつですよね。ただこちらのお話のお2人は、元々の関係性も少し良くないというか、誤解やすれ違いがあったようなのでそこがどのように変化、改善し王子が強い意志で天使の力に抗ったのかはとても気になるところでした。元々の出会いや口約束を王子のほうもそれなりに大事にはしていたのだと思いますが、やはり伝書鳩のくだりでのやり取りが大きいのかな…と思ったものの、そこの部分はかなりアッサリ触れられたのみなので、ヒロインはどんな言葉を送りあのお返事だったんだろう？どんなやり取りから始まったんだろう？と…とても気になります笑。でも全体的にまとまっていてサクッと読めるのでとても楽しかったです！

頭にケーブル付いててみょんみょんて何！？と思ったら天使の所業だったと。天使ってえぐい悪戯したりするんですよね。抗おうとしてたのはルカだけじゃなかったのか。婚約者のイージオの抵抗と迫力は凄かった。しくじった天使は悪魔だったな。