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レビュー一覧
付き合えなくていいのに
3.8
13件
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- 未購入レビューは星の評価（★）の対象外となります。
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名無しさん
4
2023-05-13
面白いです。全体的に絵が荒いのも崩し絵・ギャグ絵も私には好みで、すごく好きです。笑えました。片思いをメインに据えたストーリーのようですが、最初の主人公・えりこの思いや言動はとてもリアルで共感できます。自分も昔こんな思いをしたことあったなーと懐かしくも切なくなります。泣けました。えりこの友達のみれいがとてもいいキャラだし、ライバルポジのしーかの嫌な女っぷりもすごくリアルでこういう女いたいた！と思いました。えりこ編の次にはしーか編が始まりますが、しーかの過去を見るとしーかにも感情移入して応援したくなります。しーか編はとにかく家族もクラスの友達もネットの友達も嫌な奴ばかりで、その描写が本当にリアルで人の悪い部分を凝縮したような描かれっぷりで、本当に辛くなります。しーかの物語が鬱すぎるので、北山がひたすらぶっ飛んだギャグパートを担うかたちになっていますが、この辺が少しストーリーとギャグのバランスが崩壊していて、北山の話がファンタジーすぎてついていけなくなります。リアルなんだかリアルじゃないんだか...。えりこ編ではギャグパートのバランスがよかったのでちょっと残念でした。女の子の思いを掘り下げて描くのがメインなのかなと思いますが、北山のキャラが崩壊気味で、と思えばヒロインと絡む時だけ妙にヒーローっぽく（良くも悪くも）なったりして説得力が弱く、ここだけ残念だなぁと思いました。
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青いリンゴさん
5
2024-10-27【注意】体型コンプレックスで悩んだことがある方、拒食・過食で悩んだことがある方には、辛い描写があるかもです。そう言う経験を客観視して、乗り越える為に読んでやる！っていう読み方も出来ると思いますが。男女の心理描写がありきたりじゃなくて、面白いです。ヒトの弱いところ、汚いところ、情けないところ、そんな描写が気恥ずかしいですが、だからこそ面白い。俊とか梢とかの脇役も含めて、みんな保身ばっかりで嫌な面も多いんですが、でもそれだけじゃないんだよねっていうことも伝わり、みんな嫌いになり切れないですね。だからこそ、詩歌も苦しいんだろうな。ただもう、詩歌の両親特に父親は「もうお前、一言も喋んな！こっち見んな！」っていうぐらいの嫌悪感が湧いてきます。時彦の失恋からの逃避行は、正直訳分からんと思って読んでましたが、最後に愛子さんから掛けられる言葉を読者にもちゃんと伝えるために必要なエピソードだったんだな、と納得出来ました。6巻終わりでこれを書いているので、最初はえりこ頑張れだった気持ちが複雑化してきました。続きが気になります。最終、どっちとも付き合わない、ていう決着の仕方だと何だか嫌だなぁとも思いますが。個人的には、男鹿先輩、報われて欲しいですけどね笑
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等身大な男女のおはなしっぽく始まったはずが、途中から現実離れしたギャグがどんどんはさまってきてマジで意味わからん。調子悪い時に見る気持ち悪い夢みたいな展開がシリアスの中に突然飛び出してきて話の大筋に集中できない。SNSで発信してるのを読むぐらいでちょうどいいのかも。書籍として今後も買い続ける価値は感じられなかった。