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レビュー一覧

夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から

5点 4.8 6件
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  • 2023-08-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    未就学児を抱えて、精神疾患の夫を介護しながら仕事なんて、おかしくもなりますよ…友達や義実家、行政や病院の力を借りだしたことで好転していく様がわかり、渦中にいる方にも参考になる内容です。私も似た経験がありますが、夫に治療を断固拒否されて、失業にお金の使い込みに挙句は暴力、私も病み、負のスパイラルにはまりました。実感したことは、夫側の実家の協力は絶対不可欠ということです。何かあった時に夫を任せられる場所は必要ですが、行政や医療はそういった場所はなかなか提供できません。私ももし義実家がなければ、私が限界になった時に避難もままなりませんでした。渦中にいる方は、まず義実家の協力を足掛かりにして、外からの支援を受けましょう。身も蓋もなくて申し訳ないですが、自分が病んでいるなら相手と一緒にいる時間を減らしましょう。自分1人の手に負えないことは抱え込まなくていいんです。作者さんや同じ問題を抱えている方にエールを送ります。

  • 2023-01-04
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    夫が双極性障害、妻がそのサポートの心的負担で抑うつ症状になってしまったご夫婦のお話です。最初は妻も献身的にサポートに奮闘するのですが、鬱って周りの支援は必要なんですが、支援される事にも絶望したりして、とても難しいのですよね。まして躁症状があると攻撃的になる事も多い筈なので、子育て中ともあっては本当に壮絶な日々だったろうと思います。ソフトなタッチのイラストですが、旦那さんの鬱の時の表情などがとてもリアルです。家族に精神科にかかっている者が居るため、何でもかんでも自分を責める理由にしてしまう思考もめちゃくちゃ分かります。奥さんが自身がおかしくなって来た際に、公共的な窓口へ相談する選択を取った事で、紙一重好転するのが教訓になります。(そこへ至るまでには時に危うい選択をするなどもまたリアルなのですが)精神病患者の家族は、自分自身を第一に守ろう。が何よりのテーマだと感じました。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    私の旦那も職場のストレスが原因で、最初は鬱病と診断、のちに状況が悪化して双極性障害と再診断されました。私自身も彼を支えながら育児をするのに疲弊して適応障害の診断を受け、カウンセリングと投薬を続けています。同じ様な状況の作品が読めて良かったです。躁状態の彼に「こんな人だったっけ?」「私たちの家族感が壊れていく」と絶望感を抱く過程に凄く共感しました。躁状態の彼から受けた仕打ちをどの様に消化していけば良いのか悩む姿に自分が重なり涙が出てきました。

  • 2024-01-24
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    精神疾患は本人だけでなく家族にも影響を与えることを知りました。