レビュー一覧

王道の話ですが、とても好ましいお話でした。仕事中毒の婚約者イリアスがだんだんヒロイン・ミラベルの存在に癒され溺愛していきます。めったなことでは感情を動かされないイリアスが、もうグダグダです。

何もないく、何物にも慣れないと思っていたら、周りに施しを与えていたのは何もないはずの女の子だった。でも気が付いてくれる人がいて、良かった良かったの物語

他の方も感想に挙げていらっしゃいますが王道のど真ん中です。でもそれがイイ！凄く効いてる！合理性の塊でコミュ障のヒーローがヒロインにべた惚れでグタグタ(笑)気持ちがあたたかくなりました。

自分に自信はないけど前向きなミラベルと、クールに見せかけて恋愛音痴なイリアスの二人が可愛かったです。イリアスはクールなキャラクターだと思ったら、恋愛に関してはポンコツで、そこに萌えました。

いくら優秀でも仕事にかまけて不健康な方とは相入れないタイプなのでヒーローが知らずヒロインの手のひらで転がさ…いえ人間臭くなっていくのが微笑ましくて口角上がりました。どんどん一緒に食べて欲しいし甘やかしてあげて欲しい。王道、いいじゃないですか。

ドアマットヒロイン物の王道で、楽しめましたが、もっとイチャラブや、結婚式のシーンも、読みたかったと、思います。

契約結婚からの溺愛でした。ヒーローがヒロインにしっかり餌付けされてます(笑)ヒーローわんこですね(笑)(笑)お弁当にあんなに喜ぶなんて２人の幸せな未来しか想像出来ないです。毒親&最悪な妹は自業自得でした。

ミラベルが花開くまで。イリアスが自分の中の気持ちに気づくまで。じれったいけど微笑ましくて、楽しかったです。バカな親父さんと悪辣な妹の末路は、仕方ないだろうと。

タイトル的に気になり読んでみました。家族から虐げられていたのは辛かったと思いますが、嫁ぎ先でみんなに愛されハッピーエンドとなる王道な展開で、幸せになっていくのを見るのが好きなのでよかったです。

1300ポイントの定価で購入するほどではなかったです。わりとよくある話でした。他の作家さんがヒロインの能力と同じ能力を書いてるのも読んでますが、この作家さんはその能力を聖女としているのは珍しかったです。この作者さんはこの本がデビュー作だったみたいで、ヒロインの言葉に違和感がありました。この本は、最初そっけない感じのヒーローがヒロインを溺愛するパターンの話として読むのがいいかもです。