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この物語の主人公は、貧しいけれど文筆の才に恵まれ、家族をはじめとする周囲の人たちにも恵まれていた。そのことが、多すぎる異性関係にも関わらず転落もせず、作家として立つことができた大きな原因であろう。なにがなんでも道をきりひらいてやるわという鼻息の荒さよりも流される部分が多かったりもするし、ホームレス一歩手前のようなかなり悲惨な状況にもしばしば陥るが、主人公のキャラクターのせいか悲壮感はなく、読後感はさわやかです。
作家林芙美子の有名な自伝的小説(あるいは小説的自伝)のコミカライズであるが、振り返ってみれば由佳利先生は若い頃から、芙美子のような自立(しようと)する女性像を描き続けてきたのではないかと思われる。そうした意味で、高橋由佳利の(現在のところ)最後のストーリー漫画として相応しい作品ではないか。昔からの高橋由佳利ファンとしては、できれば紙の本を手許に置いておきたいのだが、電子配信のみなのが残念。
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この物語の主人公は、貧しいけれど文筆の才に恵まれ、家族をはじめとする周囲の人たちにも恵まれていた。そのことが、多すぎる異性関係にも関わらず転落もせず、作家として立つことができた大きな原因であろう。なにがなんでも道をきりひらいてやるわという鼻息の荒さよりも流される部分が多かったりもするし、ホームレス一歩手前のようなかなり悲惨な状況にもしばしば陥るが、主人公のキャラクターのせいか悲壮感はなく、読後感はさわやかです。