レビュー一覧

シリーズ2作目です。こちらのストーリーの方が私は好きです。1作目の当て馬レディが幸せになってよかったです

「妖精の小箱」シリーズで「恋の旋律にときめいて」でラファエルの元婚約者がヒロインのお話ですね。そしてラファエルがヒロインを頼むと言った従兄弟がヒーロー。ヒーローは優しくて人が良い！婚約破棄されて社交界で噂になり母親からロンドンを離れお祖母様のお屋敷へ行くように言われます。この時、自分の夫にグサッとくるような一言を突きつけたヒロイン母がカッコ良かったです。行った先にはヒーローがいてちょっと八つ当たりしちゃうヒロイン。顔も見たくないと言われたけど気になってこっそり様子を見ていたんですね。それからラファエルの思い出話をヒロインにするヒーロー。そしてラファエルの妻の事まで。聞きたくないというヒロインに一歩踏み出すためにと話し、愛していると告げます。思わずビンタしちゃったヒロイン。それでもヒーローはヒロインを好きだと、ずっと前から好きだったと。2人でヒロイン宅へ帰ってからが凄かった。ヒロイン父はクズだったと再認識したのちのヒロイン母のとどめの一言にスッキリ。小箱はヒーローしか見て無いんですね。

元婚約者の仕打ちは酷いものですが、生涯を考えたらこれで良かったと思います。最後、ヒロインの母親の後押しが気持ち良かったです。

三部作の二作目です。一作目のヒーローの元婚約者がヒロインで、一作目のヒーローの従兄弟が今作のヒーローです。婚約破棄に傷つく深窓の令嬢ヒロインとヒロインを一途に想い続けてきたヒーローのラブストーリーです。