レビュー一覧

転スラ好きな人は見ましょう。クレイマン、好きじゃなかったですが、好きになりました。笑えるし、続きが気になります。

これを読んでクレイマンが好きになりました！

「転スラ」本編では最低最悪な外道っぷりを見せつけた、魔王クレイマンを主役に置いたスピンオフ。あんなに腹黒キャラだった彼が、完全にコメディの世界の住人になってしまってますｗいやぁ…転スラのスピンオフの中じゃ一番好きかもｗもう、登場人物全員かわいいｗ

思った以上に面白い。スピンオフでifワールドという。クレイマンやらみんないい人になって可愛い路線に行っているので今後が期待。一話は原作2回くらい繰り返します笑

あのクレイマンがまさかの名魔王（？）への道を歩み始めたか？今後の展開を知っているはずなのにまったく先が読めない。転スラ好きなら絶対に読んでほしい作品です。

本編とだいたいのスピンオフ作品は読んでいるのですが、「クレイマンが主人公」というのがかなり気になり購入しました。絵柄、クレイマンの性格、クレイマン軍の雰囲気等、本編とはかなり違いすぎて『転スラ』が大好きなぶん、本編との差に違和感だらけであまり楽しめませんでした。

これを読むまではクレイマンがあまり好きではなかったのですが、IFということで敵側のストーリーが深堀されていて、かなり面白くなっており好きになりました。転スラ好きなら読んで間違いないかと！

本編を知ってると尚面白いです。クレイマンの抜けてる性格がほどよく味になって面白い展開になるのか？ウザクレにここまで親しみを抱くとは思いませんでした。オリジナルを購入した方は是非ご覧ください。

転スラ読者ならぜひ読んでほしい。あのクレイマンをここまで引き立たせるなんて、ビックリです。クレイマン、これからもにぎやかに楽しく活躍してほしい。

本編の19巻でクレイマンはリルムにワルプルギスの場で滅ぼされている。そのことを2度の繰り返しで知ったクレイマンの3度目の正直を作品にしたもの。70年前に戻ったことで出来ることを考えていく作品。本編ではアルビスにやられたヤムザ、本編では事実上滅んだファルムス王国再建時の王妃となったミュウラン、本編ではシュナによって改心したアダルマンら要人配下はクレイマンの下にまだいる。ラプラスなどピエロの御一行様もクレイマンのすぐ近くにいる。そうした中で70年後に滅ぼされることを防げるか、というタイムリープもの。とはいえクレイマンはワルプルギスの前には水晶などでしかリルムを見ていなかったこともあり、何故スライムたるリルムがあのとき怒っていたのかということを知らない。(あれ、やりようによってはクレイマンでなくファルムス王国を焚き付け侵攻させたとしてルミナスに怒りの矛先を向けさせるとかの方法もあっただろうに。)だからこそ、クレイマンは軍事・防衛力強化などの策に出る事になる。ただ、この中で操り人形でしか無かった配下との心の通わせとか、自身の知らなかった自身の能力の使い方とか、思いもよらぬことが分かるという、クレイマンが人の心を取り戻すための作品とも言えよう。こうした作品内の期限の決まっているスピンオフ作品というのは描き手の能力と知名度を上げるには確かに良い機会であると言える。(例えば作者が止めたくなったとか人気が出なかったとかの場合は)いざとなればここまでやって臨んだが負けた、としてそこで終わらせることができるだけに、それまでに何が出来るかを色々考えることができる。基本設定はあるのでそこから悩むという必要はなく、(今回はストーリー支援も受けられていることを思えば)本当に世界観に沿ったオリジナル作品を作れる。また、クレイマンを主人公とする際はリルムはスライムなのに何故かやたらと強く暴風竜等も手懐けている未知の不気味な存在となるわけであり、そうした視点の転換は楽しめる。ただ、アニメ2期ないし本編マンガ19巻程度(またはそれに相当する原作小説)までの知識はあったほうが良いだろう。「ヤムザって誰だっけ?」などの状態では楽しめないし。