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私には怖いと感じる部分があったのと、従妹のその後が書かれてないので☆1つで。
タイトルが軽そうなんですが、お話のほうは地の文が淡々と書かれていてそれがいい感じになってます。もっと突っ込めそうな部分もありますが、突っ込んじゃったら泥沼かなーという気もするので、これでいいのかもしれません。
前半のパトリシアは本当に不遇な扱いを受けていました。でも、クロードと婚約することになり初顔合わせをするとき、心を解放されたパトリシアが顔を出します。心の中では結構かわいいことを考えているんだね。相手の心の機微に敏感なクロードは敏感さゆえに裏表のないパトリシアを離せなくなってしまったのですね。それにしても、繫栄した国の急速な没落と王族のその後は悲惨ですね。
ヒロインは幸せになれて良かったと思います。それ以外は…一部の女性に何もかもを押し付け、自分達が何もしようとしなかった結果ですが、残酷な終わり方ですよね。その後国がどうなったのか、原因は呪いだったのかわからないまま、ヒロインだけ問題が解決し幸せになったら話が終わってます。現実では解決が難しいことでも物語ではすっきりして欲しかったです。
ヒロインがやらされていた儀式はなんだか神聖というより不気味でした。しかも儀式の泉も代々の王妃の墓?に囲まれてるとかちょっとホラーですよね。嘘をついてはならないに愛想笑いも含まれていて、ヒロインは無表情でいなければならずそれで王太子に可愛げないとかで、横ヤリのしゃしゃりクソ従姉妹のが可愛いとかで気に入られてるからとちょーしこいてホント頭くる。ヒロインが皇后に泣きながらもう無理とうったえていたヒロインが不憫でなりません。本来は女だけでやるんじゃなくて夫となる人も共同でやるのだったそうだから、王太子もお前もやれよ!!と思ったのと誰でもできんじゃん的なこと抜かした従姉妹はえらそーに抜かしといて出来てないじゃん。ヒロインは別の国の王子と婚約して結婚になるわけですが、その王子を馬鹿にする王太子にも呆れました。会ったこともないくせに憶測で。自分のがよっぽど不出来ですよね。ザマァがありスッキリ?しましたが、従姉妹どうなったかも知りたかったかな。皇后はもう、この王太子が国を継ぐならこの国はダメだな。自分ももう長くないし道連れに?的な感じだったんですかね?
なんだかなぁーヒロインに全て背負わせておいて従姉妹の嘘に騙されて王族大丈夫か?って思いました(>д<*)ヒロインが自分を認めてくれたヒーローに出会えて国を捨てる決断は素早かったけど(笑)捨てて正解かな。従姉妹の最後が知りたかった。
客観的な視点から淡々と話が進みます。主人公は幸せになったけれど、出身国の知り合いも、元婚約者の王子も、みんな不幸になりました。主人公の幸せぶりがまとめのように書いてあって、それでバランスを取ろうとしたのかな、と思いつつ読み終えましたが、自業自得とはいえ救いのない不幸の大量生産に、読後感はあまり良くなかったです。嘘をつけない役割とその結果、というアイデアは秀逸だと思いました。
面白かったです。前半はヒロインが辛い目に次々に遭いましたが、ヒーローと出会ってから幸せになります。ヒロインを苛めた者はちゃんと成敗されましたが、ヒーローがヒロインを溺愛する理由と、泉の件だけ最後までわからなかったのが残念。
一切の嘘禁止ってとても難しい。出だしから協力関係できていたら。後悔しきれない。つらい思いしたヒロインが幸せになってよかった
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私には怖いと感じる部分があったのと、従妹のその後が書かれてないので☆1つで。