レビュー一覧

中世のイタリアが舞台なのですが細かいところまで描かれていて（お城や背景ドレスに至るまで）お話も復讐劇にドキドキしながら最後まで引き込まれました。きちんと描かれた絵とストーリーは流石ベテラン作家さんですね。

華麗なる復讐劇。この面ではリカルドが主人公を食ってます。具体的な地名は出てきませんが、「北イタリアの水の都」との事ですので舞台はベネチアかと。主人公はリカルドの復讐に利用されるという設定ですが、結局彼は自分自身の復讐は成就できず、主人公の復讐はしてあげてます。そういう訳で清く美しい主人公は手を汚す事はありません。全話通して背景(ゴンドラに運河etc)、豪邸のインテリア、小物やドレスも美しいです。絵を見るためにも週末に3回以上は繰り返し読みました。この作家さんの作品のパターンですが、美しい主人公は2人以上のイケメンに愛されます。

サスペンスで面白いです。この作者さんの絵柄は日本モノより近世ヨーロッパあたりの世界観がよく合いますね。

時代背景が明確ではないのですが、この作家さんはいつだろうがどこだろうがヒロインは結い上げないロングヘアーなのですね。それからドレスの形式もワンパターンといいますか。それが気になってしまいマイページで突っ込んでしまう。そんなストレスもまた楽しみのひとつかもしれません。くせのある男性のショック顔(というか、脅迫顔)もやみつきになるかも。

衝撃の展開の連続。 登場人物達に抱く感情が何回も変わる。 物語の進行もハイスピード。 伏線過多。 ...が故に、一回読んだだけでは絶対理解出来ないと思う。

凄く素敵なイラストとストーリーがよかったです

昔の作品でしょうが、ビックリするくらい高いです。なかなか読んでみようと手がでません。良い作品かもしれませんが残念です。

何だかとてつもなく壮大なストーリーでした。昔のサスペンスって感じ。