レビュー一覧

よくある侮られてるけど最強系主人公のやつです。

これからって感じですね。色々期待できそうな展開です。

竜に育てられた人間の主人公が今後の人間との関係の査定人として任命されるお話でした。

ミィル、ラウナリース、似てる系統にするより相反するタイプにした方が良かった気がした。

当初の貴族たちを見ると殲滅してもよさそうに感じてしまいます

人類を滅ぼすかの査定に選ばれた竜に育てられた子ども。悪役が何処までも親までも悪役でバカで分かりやすい。不正だと騒いでいた子ども達が実力を目の当たりにして変わって行くのは子どもの柔軟さだなと思う。他国にまで行ったあたりから飽きた。

人間を滅ぼすかどうかの裁定する話しは時々あるので、好きなんだけど、最後は結局滅ぼさないんだろうなと思う。

どこかなめプな展開の作品。無自覚系かなと最初は感じましたが、途中から人類を裁定する客観的視点を持たないといけないと自覚するあたり、ただ同級生がピンチなのをすぐに助けるのではないという展開は新鮮でテンプレでなくて良かったです。しかし、理知平和的な人類もいれば、傲慢我欲的な人類もいるわけで、どちらかを選ぶという一歩踏み込んだテーマは良いのですが、まだうまく回答が出ていません。今はプラスの可能性だけでなんとか人類との平和を模索していますが、マイナスの部分をどうやって受け入れるかが、これから焦点になります。そこのところの「引き」が少し弱いかな？(笑)

なかなか面白そうですが、出だしがちょっと納得いかない。一族が殺されているのに、時間かけて主人公に見極めさせるってかなりの我慢強さ。主人公一人で人間界が変わるとは思えない。

小さな翼が有るのでどちらかと言うと恐竜みたいな竜でしたがそれ程迫力は感じられずコミカルタッチでした。