レビュー一覧

主人公がとてもとても純真無垢で健気です。途中まで切な過ぎる位でしたが、問題解決してからは安心してほのぼのでした。出来れば続編として子供を授かって育児編の2人と王様とのやり取りや、ピピの執事本領発揮も見たいと願ってしまいます。yocoさんの挿絵がまた抜群にお話に合っていて、そちらも楽しめます。読後の温かい気持ちが前半の切ない気持ちを救ってくれるお話でした。

前半はせつなく寂しく痛々しいという感じで、ハードワークの後に癒しに読むにはちょっとキツイと思っていたけれど、後半報われました。もうね、エリックの視線が甘い! 竜が宝石を食べるっていうのも新鮮で、思わずレトロなドロップ缶を思い出してしまった。メインカップルも良かったけど、王様のキャラがお気に入りです。絵師さんの絵も雰囲気ぴったりで美しい～。赤ちゃん竜を迎える続編、ぜひ出して欲しいです。

人間が大好きで純新無垢で心優しい竜族の受けと、竜に村と家族を奪われて15年間復讐する一心で生きてきた義賊の攻めの気持ちのすれ違いがずっと切なかったです。竜のルートヴィヒが本当に健気でどれだけひどい扱いを受けても、エリックのことを一途に思い続けているので序盤は感情移入して何度も泣きながら読みました…とても自己犠牲心が強いので早く抱きしめてあげて！って何回も思いました。笑最後は無事に結ばれてほっとしました。前半は切なすぎて苦しいシーンも多いのですが、過去を乗り越えてお互いを想い合う姿に暖かい気持ちになれるお話です。もし続編があるならルートヴィヒが甘々に溺愛されているところや2人が子育てに奮闘しているところが見たいです。yoco先生の挿絵もとても綺麗でお話にぴったりでした。

幼少から機械人形ピピ（最後まで謎、ＡＩ入ってる？）に世話されていた最後の１頭になった箱入り竜ルートヴィヒが２０歳になり両親の死の真相や自身の恋する相手エリックを知り成長する様を、最初は切ない、切ない、切ないストーリーですがその後の話し含めエリックに溺愛されて幸せになるので癒やされたい時におすすめです。

人間と仲良くしたいと胸膨らませ、憧れの騎士様と出会い人里に降りて来たものの、実は自分は憎まれているんだと知るルートヴィヒの心情が哀れで…。その後の出来事は読むのが辛かったです。エリックの許せない気持ちも分かるけど、もっと早くルートヴィヒに寄り添ってあげて欲しかった。結ばれてからは甘々になりますが。おぼこいルートヴィヒに赤ちゃん出来たらと思うと、楽しみ過ぎる。続編お待ちしてます。

ルートヴィヒの寂しさと孤独がジーン心にしみます。

とても、良い話でした。心がジワッと満たされていくような。

主人公があまりにも良い子で、誤解されて憎まれるのを読むのは悲しかったです。でも、それがあるからこその物語なので、ぜひ読んでもらいたいです。

長さも気にならず楽しめましたが、お値段に見合うかというとちょっと。

切なくて最後は溺愛で、本当に良かった。宝石を食べる竜っていうのも素敵でした。卵が産まれた後も読みたいです。