レビュー一覧

画力が高く、雰囲気めちゃくちゃ素敵です。が、最初から最後まで雰囲気押しで、ストーリー性はあるようで、ないですね。「つまらない」とまではいかないけど、起承転結がないし、登場人物の人格というかどういう人なのかがわからない。好きなテーマを沢山詰め込んでどれも広げられず回収できていない…そんな印象です。受け攻め両者の家庭環境や生い立ちが複雑ぽいので、そこを掘り下げて上巻下巻とかにしたほうが良かったのでは～…？？と思ってしまいました。それを広げきっていないまま、駆け落ちみたいになってるけど結局駆け落ちではなく実家に連絡してたりとか…「？？？」ってかんじでした。画力がめちゃくちゃ高くて、色気のある素敵な絵柄なのに、エッチシーンがめちゃくちゃ中途半端で残念でした(笑)全く見せないか、ガッツリ見せるかどっちかにしてほしかった(笑)デビュー作っぽいので、今後作者さんの作品色々読んでみたいです。

絵がとてつもなく綺麗です。本としてはすみませんがほぼ雰囲気漫画という感想です。ここまでの画力を持っているのに、好きな要素を好きに詰めて描きたい場面だけ描いたみたいなのがもったいない…。ただ、星の数ほどBL作品が出版されるなかで、チャレンジした設定が難しすぎたのかもしれませんが、絵は全く負けていませんし、設定自体は他と被らない記憶にのこるものでした。今後の活躍に大きく期待する作家さんです。

雰囲気漫画ですね。作者さんは「何か重いものを背負った青年×盲目で着物の坊ちゃん」という組み合わせをただ描きたかっただけでしょう。そこから殺し屋の息子なら重いし、旅館の息子なら着物きてる理由付けになるし…という感じでしょうか。こういう画力は高いけど自分の萌えを商業作品として昇華できない作家さんを見ると勿体無いなと思います。次回作ではもっと編集がコントロールするか良い原作を付けてあげてほしい。

デビュー作？ですかね。サンプルを読んだ時は白杖を持った和服の少年で昭和初期頃？と思いましたが現代物でした。シリアスなお話なのに細かい設定が端折られているのが気になって入り込めず評価が低くなってしまいました。が絵は上手いと思います。

絵が綺麗と多くのレビューにあるようで、個人的には好みからちょっと外れますが確かに綺麗。だからこそ余計に雰囲気で押してる感は否めず惜しいです。ストーリーは予想とそう違わない救済もので読みやすいのですが、背景がだいぶふわふわしているために抱えた闇と絶望になかなか入り込めない。作者様の好きなものを詰め込んだそうで、そのためでしょうか。終盤柔らかくなるととても雰囲気よかったので、むしろここまでシリアスでなければ細かい部分は気にせず楽しめたのかなぁ。絵が好みであれば設定などはむしろ気にならないくらいカバーされていると感じる方もいるかも。

絵は抜群に綺麗です。線が細くてどこかファンタジックだなと。スマホがあるし現代のお話しですが、佳澄さんの実家が老舗旅館で背景も服装も和が多く、さらに千夏の家業が殺し屋さん、、という時代が混乱しがちでした。むしろ明治、大正ぐらいの話しを描いてくれたら絶品なのでは？と思えました。

思ってたよりもサラッと終わった印象。結構すぐ距離が縮まるのとかもだし、父親殴るだけで足洗えるものなのかとか。早めにストーリーに入り込めたら楽しめるのかもしれない

絵もキレイなのにもったいないなあって感じです。設定も癖だったのに、伏線がまっったく回収できてなくて、もやもやしたまま感動もせず終わってしまった。うーん、もうちょっと話の構成をしっかり練ってほしいところ。

絵とか雰囲気はとても好きでした。大正か昭和初期かと思いきや、スマホ使ってるしピアスもしてるので現代のお話でしょう。ただこの現代で目の不自由な人がわざわざ和装するかなぁ。ちょっと設定に無理があります。裏社会のダークなお話なので、もっとじっくり読みたかったです。でも面白かったです。

退屈だったので最後ら辺は流し読みしながら読んだ