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悪役のエンディングは死のみ
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2023-10-12
某サイトでタテコミ版は最新話まで、原作は最後まで読みましたが、単行本はこちらで購入することにしました。この作品、話としては所謂「悪役令嬢もの」ですが、この作品の場合ヒロインがゲームのハードモードを未クリアで結末などを知らないでいることや、ヒロインが転生したゲームキャラ、ペネロペが正確には「ノーマルモード時では悪役キャラ」であってハードモード時では違う(この点がタイトルの意味にも繋がっています)、という所が大きなポイントになっています。また、元作品がゲーム、という設定を生かして、攻略対象の男キャラの頭上に好感度ゲージがあったり、会話選択画面や、クエスト受注画面が出たり、というゲーム的演出で話が進められていますが、好感度ゲージの色が今後の伏線になっているなど、ちゃんと話の中で生かされた演出になっています。この作品の魅力ですが、何といってもキャラ造形がしっかりしている点です。ヒロインはゲーム世界では兄2人の謝罪を中々受け入れませんし、現実世界の兄2人や父からの謝罪は最後まで受け入れませんでしたが、ヒロインの過去話を読んだらそれも当然だよな、と思える描写になっていますし、兄2人を含む攻略対象キャラ5人も全員一筋縄ではいかない人たちで、特にイクリスがかなり複雑なキャラで魅力的でした。ヒロインが最後に選んだ相手も話の流れから納得出来ましたし、漫画版も最後まで読んでいきたいです。
Renta!で購入済み
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ピッコマで読んでいて最初から読みたくて購入しました。レンタに来てくれて嬉しいです！