レビュー一覧

ドラマからの翻訳単行本になるまで待ちでした。ドラマも好きですが本編がより好きです。なんて言ってもキスがある！そして趙雲瀾が飴の棒じゃなくてタバコ咥えてるので違和感なし。ドラマから先に入るとこことここ違うと思いながらもそれもまたまた一興と楽しく読めました。

ゴーストバスターズみたいなことをしてる『特別調査処』に入所した新人君視点で物語が始まるので、序盤はオカルトミステリー要素が強くBL小説ということを忘れそうになりますが(BL抜きにしても面白いです！)、所長の趙雲瀾が教授を口説きだしたあたりからラブコメ感が強くなります。1巻は特調のメンバー紹介＆事件解決がメインでラブ要素少なめですが、2巻はメイン二人が最初からずっと一緒に行動してて割とイチャイチャしてます。ちなみに趙雲瀾が受けで眼鏡の沈巍が攻めです。1巻だと左右がはっきりしなかったので2巻の事後描写で所長、教授のことをずっと「かみさん」とか「妻」とか呼んで抱く気満々だったのに逆に抱かれたんだ！？と嬉しくなりました。自分のことをバリタチだと思っている男前が真面目で奥ゆかしい美人に抱かれてるの最高なんですよね。物語としては2巻終盤から中国神話ががっつり絡んで話が壮大になり、3巻どうなるんだろうとちょっと心配でしたが、切ないところもありつつちゃんとハッピーエンドでした！良かった！沈巍の趙雲瀾に対する献身的な愛とじっとりとした執着が本当に本当に良かった…！

「魔道祖師」「天官賜福」「千秋」等と比べて圧倒的に難しかったです。中華BLを読んでいても全く聞き馴染みのない言葉が大量に出てきます。注釈や言葉の解説はついてますが、最後の数ページにまとめて載っているのでそこまで見に行くか調べながらになります。エロなしです。

1巻の感想です。魔道祖師を読んで、とても面白かったので、この作家さんも読んでみました。結果、当たりでした！ストーリー性も高く、切なさもありそうで、(まだ出てきてませんが)、しかもコメディ要素もある。グォ・チャンチェンの存在が、個人的には気に入りました。彼の行動のどれもが笑わせてくれます。彼が居なかったら、この話の面白さは半減すると言いきれます。2巻も楽しみです。

ドラマから先に入ったのですが、正直ドラマより断然面白いです。２巻までではまだまだ謎がいっぱいで、分冊版に手を出しそうになるのをぐっと我慢して３巻を待っています!