レビュー一覧

これはBLという生ぬるい内容ではない。うまく説明するのは難しいが東郷学と相原学は根本的にどこかそっくりな人間性をしている。相原が東郷の（男らしさ）に惚れたのも東郷が相原の（一途さ）を愛したのも突き詰めればナルシストをこじらせたもの。人が人を愛するときには自分にないものを求めがちだがこの2人はそれがない。この漫画の“後を引く”不快感は「究極の自己愛」が本質にあるということ。

怪我の描写がグロいし痛いし色々とキモいけど、刺さるー！最後も恐ろしいとても面白かったです！

えぇ～そう来たか!!と。設定その物に嫌悪感がなければ、なかなか最後まで読めないストーリーは面白いと思います。

今回の主役は二人の「マナブ」という男性です。楠本先生お決まりの残酷な殺しはあるものの、それ以上に今回は二人の狂った愛に重点を置いたブラックユーモア的な作品です。冒頭のフェイント、そこまでやるか…の展開・結末で楽しめました。

グルメ漫画の楠本先生しか知らないと、途中で怖くて読めないかも。恐怖のサイコホラー漫画。男性二人が主人公。そこがエリカ、レイナとは違う。徐々に徐々に二人の本性が見えて来るが、これが怖い。どっちもどっちの狂気の変態バトル。こわすぎ・・・。

エリカで楠本先生の描かれる狂気を学んだので最初マナブがエリカみたいにイカれたマナブに復讐されるのかと思いきやまさかの…。男性には多分たまひゅん必須な内容でしたｗ

最初から最後まで「そうきたか！」と思わせる読み応えのある作品だと思います。理解できない描写がたくさんありますが、フィクションだと割り切って読むのがいいと思います。

あらまぁ、なんととまぁ、好き嫌い分かれる作品でせ

いやもう、あまりのことに笑えてしまった、殺人や身体を改造する手術に対するハードルが低すぎて、何の迷いもなく思いついたらどんなエグい事でもサクサクやってしまうのがグロテスクなギャグという感じ、オチもとんでもなくて、やっぱり笑ってしまった。結末を予想できる人はきっといないと思います。

あぁ…最後はそうなるのね！！人を愛するというのは奥深い…理解は全く出来ませんけどね！笑