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文句なしの星5つ。この作家さんの他作品の多くと同様、無限を思わせる世界と有限の日々とが交わるお話。表紙に描かれた数々の宝石(オパール)の美しさにため息をつき、太古の昔から寄り添い求め合っていた縁を、高校生の基と直樹に重ねてのストーリーに再びため息をつくことに。寡黙で近寄りがたい雰囲気の基と、誰にもこだわりなく接する直樹。あるきっかけで古代の魚、ピラルクが2人の前に姿を現し、何かを求めるようなしぐさを見せる。なぜ基と直樹だけに見えるのか。何を探しているのか。切なさと寂しさが、物語の終わりにゆるやかに満たされ、愛しさへと姿を変える。そして、後日談の2人にはほのぼの感があふれんばかり。2012年初版の「爪先に光路図」に含まれていた短編「さかなの体温」を彷彿とさせる作品。是非。
例え萌えやキュンが少なかったとしても、大きな展開がなかったとしても、その静謐な世界観が大好きで必ず購入してしまう。今回も大好きです。老眼がキツイ昨今、眼鏡を外してゆっくりじっくり隅から隅まで堪能しています。
絵が美しく、ファンタジーなのかオカルトなのか分からない雰囲気で始まる世界観も良かったです。キスは人が通りそうな校内では心臓に悪くて、嫌でした。表情がいつも同じような感じだったのは静かな雰囲気にはなるものの、残念で星1つマイナス。
高評価だったので読んでみました。ほんのりファンタジー要素ありです。私にはあまり心に残るお話ではありませんでした。絵はとても綺麗です。
青井秋先生のお話は本当に幻想的で雰囲気がよいですね、宮沢賢治の世界をおとしこんだみたい
優しくて静かで不思議な世界が丁寧に描かれていて心が穏やかになります。友人が買ったばかりのオパールが欠けて怪我してたのを思い出しました。オパールが出てきたら白黒の絵も少し色づいてるように見えました。
とても優しい気持ちになるお話でした。魚が可愛かった…。ただBLとして読むには直樹の見た目が女性ぽくて好みではなかったです。あと電子では絵や文字がぼんやりしていて読みにくかったのが残念。
初めての作家さんです。独特の世界観。幻想的で不思議なお話でした。静かに穏やかに2人の気持ちが進むストーリーがほんと癒してくれます。
表紙に違わず、とても美しいお話でした。お魚が可愛かったです!
幻想的でとても不思議なお話でした。直樹と基も、2人にだけ視えるピラルクも、静かでキラキラしてて、お互い寄り添っていく感じがとても印象的でした。何だか懐かしい気持ちになりました、ずっと昔に感じたことがあるような。博物館にも行ってみたくなりました。
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文句なしの星5つ。この作家さんの他作品の多くと同様、無限を思わせる世界と有限の日々とが交わるお話。表紙に描かれた数々の宝石(オパール)の美しさにため息をつき、太古の昔から寄り添い求め合っていた縁を、高校生の基と直樹に重ねてのストーリーに再びため息をつくことに。寡黙で近寄りがたい雰囲気の基と、誰にもこだわりなく接する直樹。あるきっかけで古代の魚、ピラルクが2人の前に姿を現し、何かを求めるようなしぐさを見せる。なぜ基と直樹だけに見えるのか。何を探しているのか。切なさと寂しさが、物語の終わりにゆるやかに満たされ、愛しさへと姿を変える。そして、後日談の2人にはほのぼの感があふれんばかり。2012年初版の「爪先に光路図」に含まれていた短編「さかなの体温」を彷彿とさせる作品。是非。