レビュー一覧

「男女の恋愛みたいだった」「BLである必要あるのかな」といったような感想を目にしてはいたのですが、個人的には男×女も男×男も女×女も結局は人×人なので、こういう人たちの恋愛模様もあるんだろうなぁという感想でした。別れから始まるお話しだったけど、もどかしいような切ないような感情を超えた先に、二人の笑顔が見れたのでとてもよかったと思いました。☆-1にしたのは、根っからハッピーなお話しが大好きなので、切ない気持ちを味わった＝-1とした、という感じです。実際の世の中も、性別とか関係なく愛し合える環境になったらいいのにな〜と思いました。

悪くないけど、良いところは？と、聞かれても返答に困る話。予定調和というのか、「ま、そうだよね。」と思ってしまう展開でした。

ちゃんと読んで借りなきゃですね。攻受逆で考えてたんでちょっと違和感もって読んでしまいました。いい話だなー、とは思いました。思わせぶりなLINE送っておいて実際未練もあるくせにいらっとすることを言ったりなし崩したりっていう行動がやだなー。

わかるわ…沁みるわ…と読んだ。リアルな心情が迫ってくるけど、どなたかのレビューにあったように“ほどよく創作“な匙加減が絶妙。両方の気持ちに寄り添えました。今日あったこと・お疲れ様や頑張ろうを一緒に話したかった、と呟く自販機のシーンが地味ながら私的ハイライト。日常生活での不満ブチ切れが原因？と思わせる別れのストーリーが、「二人でいるのに、独り。」という本質に集束していくのが秀逸。あと私はやっぱり、受けの不器用さが可愛くて。冷蔵庫に期限切れの「まるっとバナナ」…大丈夫まだいける笑。この二人「喉元過ぎれば」で、どうせまた衝突するんだろうけど、そのたび話し合ってカドも取れて同じターンで呼吸して、顔も似てくるんだろうなー、と思いますね。作者さんのは「リスタート２」以来だったけど、心理描写や場面転換がこなれてきてて、驚いた。グッと心掴まれる秀作でした。

よかったです。…が、印象に残らない。同棲カップルの日常の不満とか、あまり…どうでもよかったなぁとすみません〜。エッチで仲直りっていうのもなんか男女カップルみたい。読み返しはないかなぁ。

長く一緒にいればいるほど、好きだったところが嫌いになったり、許せなくなったり。コップに溜まった水滴が溢れるように、ふと、もう無理だって思ってしまう気持ち。でも長くいたからこそ、好きな気持ちが全部消えるなんてことはなくて。大好きな人と、大好きだった人と、最後のデートの場面。グッと込み上げてくるものがあった。独りになって、一緒にいることが当たり前じゃなかったんだと気づかされる。愛おしい気持ちが溢れてくるのに、もうこれで最後にするって約束してスタートするデートの苦しさ。お話の内容も、とある町のとある男と男の日常、と言ってしまえるくらいありふれている話なのかもしれないけれど、特に尽くんの心理描写は共感させられるところがたくさんあって、だいぶ感情移入した。最後の2人が、あんなふうに笑ってくれていて、ほんとに良かった。

すごくすごくよかったです。サンプルなどでみて、別れてもどーせ元さやだろうな。と思いつつも、ストーリーがほんとにありそうな日常すぎて、自分の話？と思うほどのリアルさがあり、感情移入しまくってしまい、途中涙腺がやばかったです笑でもやっぱり最後はハッピーエンドで、読後感も最高でした！

おっと…攻め受け思ってたのと逆だった!!受けは女の子とも数えきれない程…ってバイ設定だったのに？何か違和感ありながら読んでたからか、ちょっと感情移入先が迷子気味になってしまった。ストーリーはあるあるな状況でリアルな感じと言えばそうだけど、攻めが流され過ぎで女々しいのも受けが自由奔放な所も設定逆ならしっくり来たのにな。読み返す事なさそうなので、レンタルあって良かった。

Twitterで気になったのでレンタル。レビューやあらすじを見ずにレンタルしたので思ってたのと違うなー、と思いなが読み進めました。物語だから接触がないと展開が進まないのは分かってはいますが、メリバやシリアスが好きな身からすると、やっぱり結局そこに落ち着くよね。となってしまいます。ハピエン好きで、ぬるめのシリアスが好きな方にはおすすめかな？

表紙絵と高評価に惹かれてレンタル。☆マイナス2の理由は2つ。一つめは、私の中では攻受が逆だったので(表紙の帯に攻受が書かれていたけど、借りる前に見逃してしまった)ずっと違和感があってストーリーに入り込めなかったこと。もう一つは、作品中、主人公カプの心情がセリフでかなり直接的に説明されていて、私にはそれがとても忙しく感じられたし、その説明が多すぎて、読み手に想像させる隙がない=読ませない、だから残らなかったこと。作者さんのあとがきで、長いこと一緒にいても口に出さないと伝わらないことが沢山ある、そしてそれを口に出す怖さもある、コミュニケーションが大事、ということが書かれていて、確かにそれは正しいし、そういう意図で描かれた作品なんだということは十分伝わりました。でも、そういう作品に萌えるかどうかはまた別の問題で。