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ほんっと純愛～ぃ、特に博巳さん。年上美形のちょっとニブそうで純情な博巳(実は案外カンが鋭いけど)と年下ながらやけに甘～くて余裕綽々で若干計算高い(笑)亮祐の2人の噛み合ってなさそうなやり取りが可愛くてくっつくまでの展開に癒されます(前編では)。結構前に書かれたお話のようですが博巳目線で加筆された続編はちょっぴり切ないです。亮祐の節操ないヤンチャっぷりは多少誤解があったとはいえイラっときます。が、傷ついて落ち込んで悩んで誤解も晴れた末に復縁した後の営み中に亮祐が見せた余裕のなさは本気で博巳のことが好きで堪らな～いってのが手にとって分かるくらいで泣けました。読後感がいいです。

リーマンと、大学生の恋、安定の面白さです。

見た目はカッコよく要領良く生きて来た攻が、本気で人を好きになって、カッコ悪く情けない面をいっぱい出してるところが、本当の恋愛だってこうだよね、と身近に感じられます。

超ラブストーリーでした。お話の前半、後半で攻め受け両方からの視点で読めるのでわかりやすい。同じ人物でも視点が違うとこうも違うのかと、そのズレも楽しいです。要領がよく、悪い言い方すると世の中をちょっとなめてる世渡り上手な攻めが主導権を握り、受けを可愛がり余裕を持って進むと思いきや、後編ではモラルや価値観の違い、ズレなどが大きな問題となって早々に危機が訪れて。ここで初めて攻めの若さというか、精神的な幼さが露呈して、必死になったりとことん凹んだり子供っぽいところが知れてきゅんときました。復縁エッチの余裕のなさよー。受けより喘いでいっぱいいっぱいになってボロボロ泣きながらいたしちゃってるのがとても愛しかったです。