レビュー一覧

先生のファンです。絵がかわいくて大好きです。ストーリーも好きです。ヒーロー、ヒロインともに可愛きくて好き。

関連作品がいくつかあります。どれから読んでもまぁ問題は無い気がしますが、シリーズ物なのだったらば順番が分かるようにして欲しいです。家出をした姉の代わりにパーティーに参加する羽目になったフェリシアは、途中で馬から落ちたアーヴィンと出会います。友人のイヴとブライアンには本名を名乗ってたのですが、パーティーでは姉の名前で紹介されてしまいます。馬丁だと思い込んでいたアーヴィンが姉のお相手だと知りますが、自分は妹だと言い出せず。自分から告げると言ったもののなかなか言えないフェリシア。アーヴィンの祖母もフェリシアを気に入った様子だったのに生まれの事で追い返されてしまいます。怒ったアーヴィンは追いかけ、祖母はレディ・バイオレットに諭されます。フェリシアを認めてくれて良かったです。ところでイヴはあの時の少年だったんですね。

姉の代わりに、ヒーローの侯爵家へ訪れたヒロインは、姉のことを伝えられないばかりか、自分の出自についても曰くがあり・・・。でも、本当に良かったですね。

英国貴族シリーズが大好きで全て読んでいますが、主人公の無神経さにだけはちょっと慣れないです。

シリーズものの上、特に今作と連作というか同時進行のヒロインの姉の作品もあります。お見合い(？)から逃げ出した姉の代わりに侯爵家を訪れたヒロインですが、ヒーローと恋に落ちます。

ヒロインにはもっと早く本当の事を言って欲しかったです。ヒーローに会いたいとはいえ打算的なところがお話の素晴らしさに泥を塗っています。世間知らずなのは本当なのでしょうが、一歩間違えば性悪女とかわりませんよ。まして出生に曰くがあるとすれば尚更です。

最後に皆が祝福してくれて、ほっとしました。