レビュー一覧

この本の一番最後に収録されている加奈子の話が神すぎて凄すぎてコレは★5以外あり得ない。本当にあり得ない。加奈子の話がこの真髄。少女と少年の話をこの作者は是非、絶対に描くべき。コレ読んでこの作者は天才だと確信した。最後に。みどりと呟くシーンありますがあれは最初ったからしっかり「加奈子の話」を読者が聞いてればわかること。情けないことに私も初見の際は何の事を言っているのかわからなかった。意味が分かってしまうと主人公はあんなに適当に加奈子の話を聞き流していると見せかけといてその実彼は一生懸命好きな女の子の話を聞いてたんだ、そんな主人公だから加奈子は彼を好きだったんだ、それに気づいたら切なすぎて泣けた。私たち読者は主人公と同じくらいに加奈子の話に耳を傾けながら読み進めなければいけない。それが作品と作者に対する礼節だと思った。

田中鈴木さんの他作品が好きだったので購入しました。2話構成の日常の闇的な短編（死にネタ有り）、田中鈴木さんらしいはっちゃけた感じの超能力モノ、SFチックな高校生のNL（BL要素無し）の3編。最初の短編はなんとなくすっきりしない部分が残るので、もう何作か続けてほしかった気がします。40ページの高校NLモノを除外しても、BL度は非常に低いですし、超能力モノはBL要素を入れなくても漫画として成立する気がします。ファンなので漫画としては普通に楽しめましたが、BLを期待するとがっかりすると思います。

暗めの話多めですがとっても面白いですそう面白いんです。面白い話を読みたい方だけにはたいそうおススメできる作品です。買って損はありません。異性愛ものも同性愛ものも入ってますんで　　凄い、センスが光るとか陳腐な言葉で申し訳ないですがこういうことか。ほんと面白いです。読み切りが何本か収録されている一冊で続きものじゃないのが残念。変な宗教にはまった相手に金を貢ぐ人を好きになるとかどんな漫画。すごすぎるｗ・・・・しかし最後のはなしはびっくりした。全身が凍りましたよ。マジ。天才だなこの人。

まったく意味がわからないです。あとどこがBLなんでしょうか。買って損しました。

1話目と2話目で、オールバックの男の役割がわからない。殺し屋？だとしても意味がわからない。最後の話は男女の話だったけど、けっこう良かった。(e)

表題作ともうひとつ繋がってるお話は結局よくわからないまま。正義の見方のお話はにあBL、加奈子の話に至っては男女もので全くBLじゃなかった。表題作連作でまるっと一冊読んでスッキリならよかったのに。

お話は面白いのですが、短編なので物足りない感や言葉足らず感が目立ちました。特に最後の話はこの普通のNLっぽい話をどのようにBLにするのだろうと思って読んでいたら普通のNLでびっくりしました。

短編が何話か 入ってます。バッドエンドもあります。

高校教師という設定なので、ちょっとモラル的なことが気になってしまう。。。

短編集です。恋人を殺した許されない男が一番面白かったです。表題作はちょっといただけない。その後の話はもっといただけないです。