レビュー一覧

愛蔵完全版の電子化は初めて？でしょうか。加筆された『ブルソネ』のラストと、『32シャッフル』を読めて満足です。

ほんに遅れ馳せながら（？）ようやく筆者が描きたかった完全版ブルーソネットの最後を拝読できました。ソネットの最後の笑顔が悲しくも嬉しかったです。花とゆめ版ではランの回想シーンでもう少しさっくりしていましたからね（それはそれで良かったです）。

柴田先生の代表作ですよネ！　とても懐かしく拝読しました！！　柴田先生は、元々、和田慎二先生のアシスタントをされていて、「呪われた孤島」や「オレンジは死の匂い」などで、明らかに柴田先生の絵だ！というものを見付けていたので、この連載が始まったときは（いよいよ、ご本人が・・）と嬉しかったです。　今、読むと、昭和臭満載で笑えます（自分も生きていたんですけど・・笑）。　７０年代や８０年代初めに、本当にあんな服装した人や、ああいう「恰幅の良いおじさん（しかし３８だ！嘘！）」って本当に居たのかな？？　惜しむらくは、最後まで読んでいないんですよね。　　なんで、ラストがソネットと、なのよ・・バード・・（この仇名が７０年代だ・・）　ランへの気持ちはなんだったの？？！　　ということで、最初からじっくり、最後まで読んでみたいと思います。　　皆さん、時代がかったシーンもちょくちょくありますが、絶対に面白いですよ！！　７０年代って、超能力やＵＦＯの特集がＴＶのゴールデン番組（１９：００代～、２Ｈ。嘘みたい。）組まれていたんですよ！本当に！　それほど、超能力者流行っていました。　でも、これは超能力や悪の組織とかだけでは無くて、ソネットの淋しさ・哀しさやバード・ワタル・ラン自身それぞれの人生も織りなしてあって、昔の読者だけでなく、今の方々にも読み応えありますよ！！

久しぶりに読み返してみました。32シャッフルは読んでいなかったので、読めてよかったです。現代の世相にも通じる内容で古さを感じませんでした。当時としては、かなり時代を先取りした内容だったと改めて感じました。面白かったです。

昔に何度も読んでまた読みたかったのですごく嬉しいです。ソネットもランも幸せになってほしい。

懐かしの名作を再び手にとることが出来たことに感謝します。少し哀しい物語ですが、心に残る作品でした。