レビュー一覧

仕事＝人生だから、年中無休24時間体制で仕事しないやつは必死に生きていない。……というような、いかにも大手でがんばってました感。世の中にはそれらを無賃金でこなし、四畳半の部屋で寒さに震えているワープアがいるという現実を知りもしないお花畑なお嬢様感。さらには事務職への同性感差別……。作者は無意識なんでしょうが。また、結局結婚して家庭を持つのが女の幸せという歪んだ物差しを女性自身が描いているという滑稽さも気になりました。しかし、働く女性が直面する問題を描けている部分もあり、うんうんと頷いてしまう場面も多々ありました。何より、キャラクターが魅力的です。女性も男性もとにかく良い！彼らがどうなっていくのか知りたくて、結局全巻読みました。（以下ネタバレ）ヒーローのバックグラウンド故に破局エンドや駆け引き喧嘩は嫌だと思っていたので、あのような終わり方でよかったです。

すみません、どこが面白いんだか分からず、一巻無料でしたが最後まで読めませんでした。なんかポエムちっくなモノローグも急に泣き出す主人公とかにもついていけませんでした。頑張ってる私大好きな人向けでしょうかね…私には合いませんでした。

評価下げてすみません。1巻無料だったので読んでみたんですが、半分ぐらい読んだところで挫折しました。心理描写が薄いし、何だか妙に気取ってる感じのキャラばっかりだし、うんざりして止めました。もしかしたらもっと先を読んだら面白かったのかもしれませんが、私には合わなかったです。絵は綺麗なので星2つです。

無料の1巻のみの感想。ドラマはさんざんな言われようだったけど、原作の漫画はどうかなと興味あったので読めて嬉しいです。1巻の感想は、ところどころ共感したりぐっとくる、センスのあるフレーズはあるんだけど、全体を通して見ると…う～ん、微妙…。主人公が忙しすぎて余裕がなさすぎて色んなことを冷静に判断できなくなってる気がする。一言でいうと病んでる。彼氏が40代の同僚を卑下した言い方したときに、思わず涙が出た、ならわかるんだけど、突然全力で泣いて、感情がフルスロットルになったのが怖かった。情緒不安定すぎる。せっかくいい感じになった同僚とも普通に付き合えばいいのに変にややこしい関係にしてるし。二股に気づかなかったり、あんまり立ち回りが上手じゃない主人公なのに素直じゃなくてかわいげがない。そして絵が好みじゃなかった。単純に下手で雑だし、表情がいちいち変だし体の描き方も変。この作家さんの味なのかもしれないけど好きになれなかった。主人公が彼氏と別れた途端、急に激モテなのも違和感がある。主人公は「女のコらしさに対する後ろめたさ」を持ってたり、女として劣ってるみたいな自己評価だけど、美人と普通の描き分けができてない絵だから、主人公が美人なのか女としてどういうポジションなのかよくわからなかった。あと、仕事のやりがいは確かに大事だけど、女性が徹夜や睡眠2時間が当たり前…みたいな描写は見ていてあまり気分が良くなかった。若いうちからそんな生活してたら、将来子供産めなくなるよｗ だから、女が何よりも仕事がっつりすることをマンセーする漫画は(働き○ンとかね)好きじゃない。続きは特に読まなくても良いかなぁ。

どうもいまいち主人公に共感できなかったのは、虚像で大金を動かす広告業界の話だからかもしれません。職場全体が病的で登場人物もどこか壊れている感じ。ブラックな就労状況も今の時代なら物議をかもしそうです。こういう風に働く女性がカッコいいという時代はとうの昔に過ぎ去っていると思うので、魅力的に思える要素がどこにもないんですよね。人間ドラマとして読むには心理描写がどうにも薄っぺらく、続きが気になるといえば気になりますが、読み続けるかどうかは微妙。何を読者に伝えたいのかがよくわかりませんでした。

独特だけと一辺倒なコマ割りとフキダシの配置のせいか凄く読みづらかったです。謎のテンションにもついていけず。1巻ほとんど目が滑り続け。絵ははっとするような良さがあったりもするのですが、イラスト向きなのか、漫画としては非常に読みづらかったです。どのキャラクターにも共感出来ず、楽しめませんでした。

なかなかに自分と合わない作品でした。おしゃれすぎるんでしょうか読んでいてつらいというのも珍しいです、、。自分のような、もてない女には全く共感できません

「私仕事出来るの！うらやましいでしょ！」感が否めなかった。確かに、そういった幸せの形もあるのだろうけど、今派遣、非正規雇用の女性が多い中で、賛同が難しい作品だと感じます。

仕事と恋愛がこんなに人生占めていたっけ？･･･占めてたよな、自分だってそうじゃん！と久しぶりに気付きました。１巻読んだら･･･そのまま１０巻まで即読み。久しぶりにどんどんどんどん先を読みたくなる漫画に出会えました。無期限にグレードＵＰしようか悩んでるのですが･･･こんなに面白い漫画だけど･･･読み返さないかもしれない。色んな事が痛くて辛くてしんどく感じるから。その位リアルで等身大。主人公はもとより、そのお仲間の女性たちの誰を見ても･･･必ず共感出来たり、周りに居たり、心情的に寄り添えたり･･･する。サハラの、生と死の境界線を作る為にお葬式はある･･･何度でも葬式すればいい、って言葉にやられました。ああ本当にそうだね、と納得すると同時に、なんとも言えない感情で涙が溢れ出ました。きっと、この本の中には、読んだ人･･･それぞれの･･･心の琴線を揺さぶる言葉があるんじゃないかな？と思いました。とても秀逸。

絵はすごくきれいで見ていて楽しいです。主人公が仕事に恋に奮闘するという話ですが、自分もまさに同世代で働く女性ですが、全く共感できませんでした。大手企業の華のある職場で働き、仕事はバリバリで有名芸能人にも直でプレゼンとかできちゃう。20代なのに都心の超豪華マンションに住まい、多忙のはずなのに肌荒れに悩むこともなく髪もツヤツヤサラサラ。彼は才能のあるカメラマンで外車で職場まで送ってくれる。…今時こんな生活を送っているOLがどれだけいるんでしょうか？そしてそんな生活を送る主人公の悩みは「可愛いげがないこと」とのこと。思わず「はい？」と言いたくなるような…。同じ働く女モノなら「働きマン」のほうが何倍も秀逸だと思います。「大人が読む恋愛モノ少女漫画」として読むなら楽しいかと。