レビュー一覧

中世イングランド運命の恋シリーズ2作目。キャトリンの恋がメインですが1作目からの主人公たちが一同に会して物語が進みます。自分で招いたところもあるとはいえ、キャトリンの勝ち気に見合う以上の試練が次々と襲いますが、彼女は力を得て前向きに。キャトリンが弱みを見せなかった理由は痛ましいですが、彼女が頼ることのできた相手もまた痛みを知る人物で、それぞれの過去を乗りこえて結びつくまで、読み応えありました。正直なところ絵には難がありますが、物語の運びが良くて気にならなくなります。

この作品はとても好きで、以前読んだのですが、もう一度読みました。絵が古く、人物の顔が崩れたりするのですが、私は昔からこの先生が好きで、華がある絵だなと思っていました。お話は、おとぎ話です。ハーレクインのヒストリカルですから、必ず幸せになる、美しい中世の貴族のおとぎ話です。

重厚な歴史物でとても楽しめました。ヒーローとヒロインが美しかった！

私が好きな歴史ものとしては年代が古すぎるのですがそういったことさえ気にならない、自然な恋愛に発展します。ヒーローもヒロインも勇敢で潔く、非常に好ましい人物。買って良かった！

反発してる初期のヒロインは苦手だけど幸せになってよかったです

シリーズものです。ヒーローがだけでなくヒロインも毅然としてかっこいい！女性としてつらい目にあったけど、その分ヒーローと幸せになってほしいです。

シリーズものの途中ですが、十分楽しめました。ヒーローがかっこいいのはもちろん、ヒロインも毅然として素敵です！ドラゴンの姉は強い！あんな傷でも馬のったり色々動けてるし。血筋だけで狙われるとは当時の女性はなんと大変なことか…。それに立ち向かうヒロインが魅力的でした。

とても古い時代を背景に描かれた作品なので、ロマンス以外の要素も楽しかったです

ヒロイン、前作でヒーローと初めて会った時、愛憎ですね。嫌い嫌いも・・・のヒロインでした。まぁ、それだけの経験をしてきたのですけれど。ヒーローの過去も過酷ですね。傷を持った高潔な主人公たちだからこそ惹かれ合ったのでしょうね。ヒーロー「いいんだね私で」→ヒロイン「あなたこそ本当にいいのね私で」運命ですね。乾杯。シリーズ次作「眠れる竜」で嫌な奴が出てきます。最後の結末を見たい方は「眠れる竜」でどうぞ。私はスッとしました。

「憂いの騎士」「眠れる竜」と共に3部作を構成しています。本作は第2部ですが、個人的にはこれが一番面白かった。