レビュー一覧

飢饉のせいで幼い兄弟を置いて生贄になる両親に先立たれた黒髪センター分けの受け、人間を憎む鳥族で黒髪ロン毛アップの攻め、攻めの知り合いで攻めより偉い立場のちょっと軽めの美人系白髪ロン毛のサブキャラ、攻めと過ごすにつれて攻めと同じ存在になっていく受け、子どもを作る系のラスト・・・。これと全く同じ設定と流れの本をどこかで読んだことある、と思ったら渚アユム先生の「愛日と花嫁」でした。家族をおいて一人で生贄〜とかはよくある設定だけど、ここまで似る・・・かな？最初のページからものすごいデジャヴ感を感じて読んでたけど、美人系白髪ロン毛のサブキャラが出てきた時に思わず「愛日と花嫁」を引っ張り出してきて、一緒じゃん！！！！！と叫んでしまいました。にしても、「愛日と花嫁」に比べて暗いし攻めも受けも卑屈だし攻めが受けのどこに惹かれたのかもよく分からないし神様のくせに嫌がらせが500年も憎み続けてきた人間を犯すことっていうのも知恵が足りなさすぎる感じがしたしいきなり触手が出てくるし受けは別に男の子じゃなくても話成り立っちゃうし、個人的に微妙〜〜〜〜〜〜という感じで読了しました。絵はきれいなんだけど、顔がこの作者の方の漫画の他作品と同じなんだよね。どうやら続編が出るみたいだけど、これ以上似ないといいな。

絵も綺麗でストーリーもポロっときそうな内容だった！子どもが生まれてからの続きも読みたいです！

レンタルしました。絵も綺麗でよかったですが、購入しなかった点をいくつか挙げさせていただきます。前半は丁寧に伏線を貼りながら描いてくれているのですが、最後に一気に回収したような形で、すこし終わり方が物足りなかったかな、と。また、受けが攻めを意識し始めるのはわかるのですが、攻めが受けを好きになった理由がわかりませんでした。キャラもよいのですが、イマイチ個性を描ききれてないのかなぁ、と。というか描き切るにはページ数が足りません。せっかく世界観なんかは良いのに、もったいないと思いました。続編が出そうな終わり方をしているので、続きがあるのであれば最初から丁寧に描けると理想だなと思います。また、謎が残っているのも消化不良です。例えば、なんで受けの首に太陽のマークがあるのか？攻めが贈ったものにはなんの意図があって、どんなことが手紙に書かれていたのか？など。モヤモヤが残ってしまう結果だったため、星4にしました。

神様にしてはレイプまがいの始まりで，イケメンで根はやさしいのになぜか攻めが好きになれなかった。神に生贄という設定の作品が他にもあるけど，比べるのはよくないけど，私の知っているた他作品ほどこの作品は心を平和な気持ちにしてくれなかったので，いろいろ物足りなかったです。

2巻、内容が薄い。受けが実は過去に慰み者にされていた→自分は汚れてる→攻め「どんなお前も愛してる」終わりです。　■子どもが出来た事による2人の成長も、新たな家族の絆も掘り下げが無く、ページ配分から伝わる作者さんの描きたい事は、受けの凌辱回想・当て馬の嫌がらせ行為＝かわいそうな受けだと感じました。タイトル通りですね。　■2巻では2人の子ども、当て馬、その親、みなし子…と、登場人物が大勢増えたのに、人間関係はさほど発展しません。当て馬は好感度が上がらないまま退場、ラストに風呂敷を広げる形のエピローグがあり、「なぜそれをこの巻で描かない…？」という印象のまま畳まずに終わりました。オチも1巻と同じ懐妊オチで、また続きをやるのかな…という感じで最後のほうは流し読みしました。　■この作者のよいところである濡れ場も、世界観説明と当て馬にページを割いてるせいで短くなってしまい、唐突＆ブツ切りでした。不特定多数に無理やり犯されたトラウマを持つ受けが、出会い頭に凌辱してきた攻めを受け入れる葛藤とか、そんな受けへの攻めの罪悪感とか…２人の心を擦り合わせる心理描写がもっと欲しかったです。そしてこの世界の神様、仕事内容が書類の作成なので、具体的に何をして信仰を集めているのかが見てきませんでした。　■さいごに1巻の話になりますが、他の漫画との類似点について。単なる「作風や雰囲気が似てる」ではなく、「見た目」「性格」「設定」「関係性」「話の展開」が「ほぼ同じ」だから、気になる人が多いのでは？と思いました。神の嫁も生贄も手垢がついたジャンルですし、ほかの作者さんの作品でも沢山見かけます。本作も、1巻は偶然似てしまった。それなら仕方ないと、そこからの広がりや独創性に期待し、見守る気持ちで2巻を購入したのですが、とても残念な印象に終わりました。今後の購入は控えようとます。

いろいろな要素を詰め込んで心理描写が疎かになったうえに唐突な展開が重なって、何だかもったいないなと思います。分からないことも多くて読後のモヤモヤがひどい。だけど絵はきれいだし、それなりにまとまっているハッピーストーリーなので、暇をつぶすには丁度いいです。私が苦手なのもあるけど、3話の触手は世界観に合っていない感じがしました。

作者がい。子供が産まれた後の話も読みたかったー

とても残念でした。絵が綺麗だけど話がうすい。そしてなんで二巻になってまた受けの過去設定ふやすのがわからない、というかいらないです。受けが余計かわいそうになるだけです。元々攻めと受けのバランスが悪いのにさらにバランス悪くなっちゃう。

レンタルでいいかなって感じです。他にも書かれてる方がいらっしゃる通りですが、絵は綺麗ですが、内容も絵柄もサラッとし過ぎていて印象に残らない。しっかり睦んでいますが、それも絵柄がサラッと綺麗過ぎるせいかエロスも感じられず、サラサラ〜と過ぎていく感じ。主人公たちはいずれも結構辛い過去の記憶を抱えていると思うのですが、それも後付けの様に(特に続編の受けのモブ設定等)描かれた印象で、何をフォーカスして描きたいのか…好きな方には申し訳ないですが、改めてレンタルがあって良かったなと。

確かに「愛日と花嫁」に似てる！激似ですね。でもこれはこれで良さがあるとは思います。いきなり「咥えろ」は無理な展開だなーと笑ってしまいましたが。