レビュー一覧

作家買いです。1作品毎に作画力ＵＰしてるな〜。ストーリー的にはありきたりなんですが、表現力があるので読んでて心地良い感じです。ちょくちょく映画ネタが織り込まれていたのも心地良さの一つ。でも、読み終わって「あ〜、良かった」とまでは行かないのです。ルーカスの鈍感さはリアムの苦悩。できればルーカスには鈍感のままで旅を終えて、解放したリアムの姿が拝みたかった。表現力がある作家さんだからこそ、その世界も可能だと思ってます。

目頭が熱くなりました。久々に感情移入出来る良い話に出会えました。恋愛感情の芽生え、自覚、どうにもならない切なさなどがとても丁寧に表現されていました。ストーリーが本当に良いです。一応黒髪攻めですがエロさは無いのでそこを求める人は注意かな。

うーん…正直、そんなに短期間でそうなる？という感じです。海に宝物を投げるのもどうなんだろう？アメリカはそーゆーの寛大なのかしら。実は、前から彼も好きだったかもって匂わせがあればもっと素直に受け入れられたんだけど…手紙のくだりもバレてから入れるより、どこか片思いの苦しさの場面で入れて、あの手紙は…的にしたほうがよりドラマチックだったような。もったいないエピソードが多い気がする。評判のわりには…というのが正直なところです。

金髪が受けで黒髪が攻めですエロは描き下ろしに少しだけだったのでエロを読みたい方には物足りないかもですストーリーは丁寧に描かれていて良かったです

中々忠実なロケーション設定が良かった。程よくアメリカ（コロラドかな？）と日本の感覚がミックスされたBLでした。

絵は綺麗だし読みやすいです内容的にはゆったりとした映画を観たような感じでした

ドラマチックで流れるような場面展開でテンポ良く読みやすいです。ただ、受けはノンケなのにそんなスピーディーに心も体も受け入れるかな、とふと考えてしまいます。

青春だけど映画のロードムービーぽくって良かったです。

洋画好きな方にはたまらない作品ではないでしょうか？ 私はサッパリわからなかったので、その分この作品の良さが半減してしまったのかな？と思うと残念です。 ですがリアムのヘタレさと、幼馴染を好きになったが故の辛さはヒシヒシと伝わってきました。 機会があれば、作中に出てきた映画を制覇してから再読したいと思います。

☆3.5 双子のように育った親友。道中、リアムの｢パンドラの箱｣が回想される度、恋焦がれたルーカスからの旅立ち感が増していきます。リアムを苦しめるルーカスの優しさ。ハグ文化とは言え、大きくなった“友達”と手は繋がないだろなと思うと、キスよりも手を繋ぐという好意の尊さが際立って感じられました。一方ルーカスには、もっと思い悩んで頂きたかった。箱はタイムカプセルになり余韻噛み締めエンドロール…を期待しながら読んでしまうほど、リアムの心情がとても良く青春映画的な分、ルーカスの鈍感からの自覚がちょっと物足りなくて。あゝやっぱりその線が見たかったな。