レビュー一覧

エロいし、面白かったのですが、終始、攻めの枕崎さんに余裕が感じられてつまんなかった。実は彼がもっと振り回されてて、実は必死だったんだよ、というところが見たかったです。森さんを手に入れるために彼なりの努力や工夫をしていたのは描かれているとおりなのでわかりますけど、それと精神的な必死さって別ですよね。それがないと愛情が感じられない。なんか、飽きたら捨てそうですもん、枕崎さんって。沼と呼ばれる男が、逆に沼っちゃってあっぷあっぷしてるとこ、見たかったなぁー。

う～ん、ギャグ漫画じゃなかった…そして薄かった。流されて何回も寝るけど「でも付き合えない」と拒みまくった挙句、自分の気持ちに気付いて飛び込んでいく…みたいなグルグル系。これ男性同士である必要が？と思うやつでした。お預け具合がまた女々しい。攻めの「沼」がちゃんと描かれてたらまた違うんですけど噂話に過ぎない上、大した描写もない（サイコパス感もないです）。そんなことで右往左往する受けを可愛いと思えず、むしろ幼稚としか。テーマの「不眠と、過去に決別」もフワフワっとフェイドアウト。合体シーンばかり多くて読み飛ばしました。私的に当たりハズレの大きい作者さん。やっぱり笑えるお話が真骨頂な気がします。本屋で衝動買いするとこういうこともあるなぁ…。

えっ？朝帰り？美女とヤッちゃったの？ちょっとガッカリです…。そこからすぐゴールインしてるけど、、説明はなし。この攻めでいいのかって疑問が残ります…。作者さん大好きなんですけど、正直この作品はあまり好みじゃなかったです…。

途中までは積極的な枕崎さん頑張れ！と思いながら読んでいましたが、最後に美女モデルと朝帰りしたのが残念でした（手荒い方法じゃないと森さんが覚醒しなかったとしても、、）

全然サイコパスでもメンヘラでもないと思います。まぁ、この作家さんなので面白いのは確実。

今回は畳みかけるようなお笑いはあまりなかったけど、ほんとお話上手だなぁと思います。フツーの攻めじゃんと思ったらどんどん沼の片鱗が(笑)そして、ここで初めて作者さんが２人なのを知りました。そうなんだ！

作家さん買いです。あとがきで作家さんが書いてましたが、王道BL目指してサイコパス×メンヘラに落ち着いたらしい作品。ツッコミ要素は色々ありますが面白かったです。

サイコパス×メンヘラなんてかなり好きな題材ですが、ちょっと弱い感じがしました。この作者様の場合もっと振り切れてくれないと、物足りないと思ってしまいます。作者様お得意のギャグ要素も少なめで不完全燃焼でした。

どう感じるかは人それぞれだけど、少なくとも私にはサイコパスもメンヘラもいない漫画。受けが頑固に付き合えないと言ってる理由が、こちらからすると意味不明なので途中からめんどくさくてしょうがなかった。ハマったら抜けられない沼だから？それがどうしたの？という感じ。ハマって抜けられないのが恋愛なのでは。壺を買わされるなんて本気で思うならバカバカしい。噂に振り回される受けを可愛く思えたら、もう少し楽しめたと思う。

作者さん買いです。幸せな「沼」にはまりトラウマも克服できてよかったです。