レビュー一覧

作家買い。いやー、思った以上にキャラがよかった！探偵（バディ）ものとしての面白さもありつつ、恋に憶病にならざるを得ない男二人のふれあいもだいぶキュンとくるものがあり、この土日で何度か読み返しました。ねこちゃんというとツンデレかなと思うんですが、御徒町は予想とは違ってめっちゃ健気。「ねこちゃんになれたらよかった」の台詞が沁みる〜。そして何と言っても川崎がかっこよすぎる…！特にキスシーンは個人的にかなり記憶に残る名キスシーンです。

1000頁続いて欲しかったよね。ラブしかないです、これ。やられた。心臓に杭を打ち込まれた。細やかに優しくて、色っぽくて、大人で少し影のある頼りになる攻めの様とは、これいかに。可愛くて、優しくて、哀しくて、愛しい受けとの境界線が溶けていく愛がヤバいし、絵は最高に好みだし、もう、どうしたらいいかわからない…

あーこれは読んでよかった。過去に傷ついた経験のあるもの同士、肩を寄せ合っているようなそんな感覚でした。探偵事務所ならではの依頼人たちのストーリーもすごく魅力的。それぞれ単体でも読みたいくらいです。川崎さんの雰囲気や表情がとてつもなくカッコいいです。御徒町くんはオシャレでかわいくて、初めての作者様でしたが他も読んでみたくなりました。連載の媒体の都合上エロはほぼナシですが、とにかくキスシーンがドキドキでたまらなかったです。でも見れるなら続きを、エロを熱望しています。

あ~良いですね。過去に傷を持つもの同士の繊細な心模様。登場人物たちの関係性を説明不足と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、行間を読む短編小説のようで私は好きです。熱帯の植物モンステラが効果的に描かれてますが、花言葉は「献身」、ハワイでは「希望の光を導く」と言われているそうです。ふたりに寄り添った素敵なモチーフとなっていますね。

探偵事務所でバディもの。好み過ぎる内容に大満足でした。去年の夏はnojiさん・今年はジョゼさんで決まりだな（わたし的に）。川崎がかっこよくて…大人の余裕を「くそ…」の呟きで崩せてキマる男はそうはいないのよ。御徒町は本来苦手なタイプなんだけど、健気で可愛かった。二人とも、過去というか背景がちょっと出し、という段階なので、ぜひぜひ続編を。キスシーンがほんとに素敵でした。

ふんわりとした絵で、ストーリーもそんな感じ。少しだけエッチがあって、大きなトラブルもなくあっさり読了。BLとしては物足りなさを感じました。、

探偵モノですが、連れ立つバディではなくそっと寄り添う感じかな。重い? 怖い? ｢強い気持ち｣への向き合い方。引いた一線の淋しさと、それを超えさせる愛しさが沁みてくる物語でした。ネコに掛けた表題は数あれど、こんなに叙情的な｢ねこちゃん｣はそうはいないかも。初めて知る本気の恋の前では手管は意味なく猫にもなれず、誠実な川崎に見合う自分になろうと努める御徒町が健気。色香漂うキスシーンが素晴らしかったです。川崎がまた大人で宜しくて。何かを諦めた哀愁の眼差しは一線の揺らぎとともに変化して、あのキスの後にはなんとも柔らかで滋味…んー萌えに事欠かないふたりだ。

絵が綺麗すぎるのよ。設定より絵と台詞で読ませるスタイルが情緒的で個人的に好きな感じ。抑揚は少ないけれど熱っぽさや柔らかさが伝わる素敵な作品でした。

絵はとても綺麗です。ふわっと匂わせる感じで進むので、ハッキリさせるところはハッキリした方がメリハリがついたんじゃないかと。受けが女の子っぽく見えて、もっとしっかり男のコな方が好みでした。

探偵モノのBL、良い作品が多いのですが、これまたいい！依頼人と絡めてふたりやその周辺が丁寧に描かれるのが素敵。ここで終わりでもいいし、また続けてくれたらよりいいし。